SNSの広がり、進化するサイネージ、ターゲティングの高精度化……。デジタル化によって広告は以前に比べてはるかに効率的に、消費者に届けられるようになった。ただ一方で、ステマ(ステルスマーケティング)や炎上など、消費者の信頼を損ねる問題も起きている。4マスやSNSから自社アカウントでのPRまで広告が多様化する中、どうすれば「愛される広告」はつくれるのか。4つの条件を紹介する。 「必要なら検索すれば自分で情報を得られ、ただでさえ情報があふれている中、広告で余計な情報を増やされたくないと多くの人が思っている。面白いことをやって注目されたり、すてきなライフスタイルのイメージで欲望を喚起させたりする“20世紀型広告”の手法は通用しづらくなっている」と、広告業界を長年取材している編集者の河尻亨一氏は言う。 では今、共感を呼び、好意的に受け止められる広告とは何か。河尻氏は「これからの広告は本気・本音・本質
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