皆さん、東京ディズニーシーの人気アトラクション「タートル・トーク」はご存じですか? 「タートル・トーク」は、2013年に東京ディズニーシーにできたアトラクションで、来場者がスクリーンに映し出されたウミガメのクラッシュとお話ができます。なぜ今頃と思うかもしれませんが、なんと今タートル・トークがSNS上で話題なんです。 昨今はChatGPTを始めとした大規模言語モデルの登場により、キャラクタの対話自動生成に関する取り組みが急激に増えてきていますが、そのいずれも人の心を動かすような対話までは実現できていません。どうしたら人の心を動かす対話が実現できるのでしょうか。 そこで、十年経っても愛され続けるキャラクタの対話型アトラクションであるタートル・トークからそのヒントを探ってみようと思います。本記事ではまず前編でタートル・トークを支える技術について理解を深めます。後編ではタートル・トークを支える設計
![十年経っても愛されるタートルトーク! "心が動く"対話の仕組みを紐解く(前編)|岩本尚也 | Naoya Iwamoto](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8175de7a681d29ab07106b5d060170c7f2aa4836/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F124480535%2Frectangle_large_type_2_6e5c5d31b5400664deb0e8674fc7fdd7.png%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)