そんなアキバへの思いは、アルバムにボーナストラックとして収録されているカバー曲「Get Wild」にも込められている。 「この曲がずっと大好きで、中学生のときには『Get Wild』のいろんなバージョンを入れた46分テープを自分で作って聴いてたくらいで。それで今回どう歌おうか悩みながら、何回かブースに入って歌ってたら、もう秋葉原のことを歌ってるようにしか思えなくなってきちゃったんですね。 だって『誰かのために生きられるなら 何も こわくはない』とか、まさにアイドルのファン、例えばAKB48さんのイベントに並んでる人のことじゃないですか。『この街でやさしさに甘えていたくはない』っていうのは、メイド喫茶にはまっちゃった人とか。あと『ひとりでも 傷ついた夢をとりもどすよ』っていう部分、1人っていうのがすごいオタクっぽいと思うんですよ。2番の『クルマのライトにkissを投げては 車道で踊るあの娘