はじめに 自分は20代半ば頃、図書館司書の有資格者として母校の中学校で図書支援員の仕事をしていたことがあります。 (臨時職員でしたので任期満了で退職し、その後は書店員になりました) 昔ちょこっとだけ学校図書館の関係者だった人間のひとりごとを聞いて下さい。 では本題です↓ 学校図書館における資料の除籍数の報道を受けて先日、某県の学校図書館における資料の除籍冊数について、報道で取り沙汰される場面がありましたね。 2018〜2022までの間に15校の学校図書館で11万冊の除籍があり、その冊数を知った人がニュースに「あまりに多くの本が捨てられた」とコメントしていました。 各校の除籍数の内訳については詳細が分かりませんが、単純計算で1校あたり大体7300冊、4年間でということなので、年間1800冊ほどの除籍があったことになります。 この件は高等学校でのことと聞いていますので、ここで学校図書館の所蔵平