フランスの劇団「ラ・マシン」の機械仕掛けの巨大なクモ2匹によるショーの日程が16~19日の4日間に決まった。横浜開港150周年記念テーマイベント「開国博Y150」のプレイベントで、クモは、横浜市の新港ふ頭や横浜赤レンガ倉庫のほか、日本大通りなど公道も練り歩く。ショーは無料で楽しめる。 主催の「横浜開港150周年協会」によると、クモは2匹とも高さ約12メートル、重さ37トン。劇団側の意向で、ショーのストーリーや演出は本番まで公表しない。 16日は、横浜港の象の鼻地区にクモが登場する。本格的なショーは17日からで、同日は午後5~6時頃、横浜赤レンガ倉庫付近でパフォーマンスを繰り広げる。 18日は午前11時頃から、同倉庫から新港ふ頭までクモが公道を練り歩く。同日午後6時頃には新港ふ頭付近の海上でショーが行われる。最終の19日は午後2時頃、赤レンガ倉庫からクモ2匹が新港橋を渡って日本大通り周辺をパ
元厚生次官宅襲撃事件で、銃刀法違反容疑で逮捕された無職小泉毅容疑者(46)が捜査当局の取り調べで、「保健所に殺された犬の仇(あだ)討ちが襲撃の動機だった」とする供述に対し、保健所の所管は厚生労働省ではないと取調官に指摘され、「えっ」と絶句していたことがわかった。 保健所を運営しているのが都道府県や政令市だという事実を「知らなかった」とも話しているという。警視庁と埼玉県警は、小泉容疑者が「自分の飼い犬を殺したのは厚生省」と思い込んだまま、一方的な憎悪を募らせたとみて調べている。 捜査関係者によると、小泉容疑者は22日夜に東京・霞が関の警視庁に出頭した直後から、「自分の犬を殺したのは、保健所であり厚生省。自分は犬の敵(かたき)を討つために生きてきた」などという供述を繰り返している。 出頭翌日の23日に山口県柳井市の実家に届いた手紙の中でも、「1974年4月に保健所にチロが殺された。その敵を討っ
住宅街を“散歩”のイグアナ、カラスよけネットで御用…厚木 (06:55) どうぶつ広場 たばこ2箱渡して買春容疑…「タスポ」持たない女子中生に (06:15) 交通量予測し「赤・青」調整、“考える信号機”長野に登場 (05:32) 「ネット検索」導入効果?千葉で落とし物の返還率アップ (03:45) 調書漏えい、有罪医師「信念変わらぬ」…即日控訴 (03:09) 朝日襲撃手記の誤報、週刊新潮編集長との一問一答 (03:09) 「私物化ない」「取引は正当」漢検理事長、3時間の抗弁 (03:09) 「結果的に誤り」繰り返す、誤報で謝罪の週刊新潮編集長 (03:06) もっと見る
イタリアなどを舞台に、恋や友情の切なさを巧みに描き出す新鋭、オノ・ナツメさん(29)に注目が集まっている。ミステリアスな艶(つや)っぽさも併せ持つその魅力とは。(佐藤憲一) オノさんは、同人誌活動を経て、2003年に「LA QUINTA CAMERA(ラ クインタ カーメラ)〜5番目の部屋〜」でウェブ雑誌デビュー。今年5月に出た『リストランテ・パラディーゾ』(太田出版)あたりから評価が高まってきた。 多くの作品で描かれる陽気で歴史あるイタリアの街の風景には、5年前、10か月間の語学留学体験が反映されている。「イタリア語の心地よいリズムが好き。向こうでの生活を見てますますイタリアに夢中になった」 『リストランテ』の舞台は、ダンディーな熟年紳士の従業員が客の奥様たちに人気のレストラン。今風に言えば、「眼鏡紳士萌(も)え」という不思議な世界だが、「私自身、壮年男性の老眼鏡に絡むしぐさに色気を感じ
『まほろ駅前多田便利軒』(文芸春秋)で直木賞に決まった三浦しをんさん=写真=が、受賞会見で「少女漫画とか、ボーイズラブ小説が好き」と発言していた。「ボーイズラブ(BL)」という言葉がてらいなく堂々と出たことにいささか驚いたが、この言葉、実は今回の受賞作を深読みするための裏キーワードかもしれない。 BLとは、要するに「女性のための、男同士の恋愛を描いた小説、漫画」の総称で、源流は1970年代末の同人誌あたりまでさかのぼる。90年代以後、専門誌やレーベルの増加と共に、出版界にひそやかな、だが確固たるジャンル市場を築いている。 BLは少女漫画の発展型と言えるが、ではなぜ「男同士の恋愛」なのかは、あまりきちんと説明されたことがない。当の女性読者たち(よく“腐女子(ふじょし)”と自称する)が、あまり語りたがらないからだ。 三浦さんは“日陰の花”であるBLを、意識して一般小説に昇華しようとしている作家
一風変わった農大のキャンパスライフを描く『もやしもん』が話題だ。『げんしけん』『のだめカンタービレ』などそのほかの大学マンガの人気も沸騰中。新入学シーズンを前に、作者、石川雅之さんのインタビューでその魅力を探ってみた。(佐藤憲一) 『もやしもん』(講談社)の舞台は東京郊外の架空の農業大学。異色のキャンパスを選んだのは、石川さんが大阪府立大学の農学部(当時)、担当編集者も東京農業大学の近くで暮らした経験を持つことがきっかけだった。 「子供のころ大学の中を通ると、牛や馬が歩いていたし、醸造学科を持つ大学もある。いったい何をしている所だろうと疑問がわいてきた。僕自身、お酒が好きですしね」 上京し農大に入学した種麹(たねこうじ)屋の息子、沢木。なぜか極小の菌が見える能力を持ち、教授や先輩たちの巻き起こす騒動にてんやわんやの日々――。 田んぼや牧場のあるのどかなキャンパスに、学生たちの破天荒な行動が
ドラマ化やブログ 相乗効果でヒット マンガ界の1年を振り返る恒例の年末対談。今年は新進気鋭の評論家・伊藤剛さん(38)と、売り場の声を代表して日本最大級の書店、ジュンク堂池袋本店コミック担当の田中香織さん(27)の2人に、2005年の収穫を語り合ってもらった。(司会・石田汗太、佐藤憲一) 田中 店頭では、テレビドラマや映画化で話題となったものがびっくりするくらいよく売れた。『NANA』や『花より男子』ですね。グループや家族で買う人も多く、マンガがみんなで楽しむものになりつつある。 伊藤 少女マンガが100万部売れても、30代以上の男性はまったく知らなかったりする。ドラマ化はその垣根を越える一つの装置だし、全体を俯瞰(ふかん)できる立場にある書店が薦める作品は、僕も信用している。ブログなどの口コミで火がつくことも結構あるのでは。 田中 確かに、誰かが面白いと言う本に飛びつく人が多くなった。ネ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く