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前回のエントリーにも書いたが、「ウェブ進化論」(梅田望夫著 ちくま新書 2006)という本を読んだ。 そして、世の中をダメにするものの正体が少しわかったような気がした。 僕は基本的に、話題になっているからとかベストセラーだからという理由で本を手に取ることはない。 たとえば、ちょっと古いけど、「バカの壁」なんていうふざけた本は天地がひっくり返っても手に取ることはないだろう。 こんな本を書いているあんたの方がバカだよ、と思ってしまう(基本的に僕は脳科学者と呼ばれる連中はたいてい詐欺師だと思っている)。 「ウェブ進化論」に対しても初めからよい印象を持っていなかった。 著者が「ネットはコストゼロ空間だ」とかテレビで言っていたのに対しても「そんなわけないだろ」と突っ込みを入れていた。 どんな情報だって物質がなければ存在できないのだから、物質を維持していくためのコストがかかるにきまっているじゃないか。
「批判するのは簡単」という人は、自分(あるいは自分が守りたいもの)に向けられたあらゆるネガティブコメントを「批判」と思っているのではないかと思います。 弁償するとき目が光る : 批判するのは簡単、だけど誉めるのは難しいという謎の決めつけ 「批判するのは簡単です」と簡単に言うひとがいる。 そのあとに続くのはたいてい「だけど誉めるのは難しい」という言葉だ。 以前ネガティブコメントのガイドライン というものを書きましたが、「批判するのは簡単」という人は、‘批判’と‘罵倒’や‘中傷’の区別がついていないのでしょう。 「馬鹿じゃねぇの」とか「くだらねぇこと書いてんじゃねぇよ、厨房が」という罵倒は簡単です。ですが、相手・もしくは相手の側に立つ人に対して、説得力を伴ったネガティブコメントを書くのは、決して簡単なことではありません。 ブログに関して言えば、相手と相手のブログの読者の何人かが「その批判は妥当
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