立会川駅近くの勝島運河沿い「しながわ花海道」(品川区東大井2)の菜の花が満開を迎え、近隣住民の目を楽しませている。 「しながわ花海道」は、立会川商店街と鮫洲商店街が中心となり2002年に設立された「しながわ花海道プロジェクト」により区画された。品川区が東京都より借りた勝島運河の約2キロメートルの土手を地域住民に開放している。 近隣の小学校や地元住民が「勝島運河の土手に花畑を作ろう」を合言葉に種をまき、花を育てている。菜の花は昨年の秋に一斉に種まきをしたもので、毎年春には菜の花、秋にはコスモスの花を一面に咲かせる。 品川区まちづくり事業部の担当者は「品川地域ではなかなか見られない美しい景色とあって、評判が良い。地元住民のボランティアであっての活動なので、今後は運河の浄化にも努め、出来る限り協力していきたい」と話す。