C大阪のMF家長昭博(24)が、スペインリーグ1部のマジョルカに移籍することが13日、濃厚となった。関係者によれば、正式オファーを出していたマジョルカ側との交渉が順調に進み、細部の詰めを残す段階に到達。交渉がまとまれば、家長は今週中にもスペインへ渡ってメディカルチェックを受け、現地で正式契約を結ぶ見通しとなった。複数年契約の完全移籍となる見込み。 将来を期待されてきた天才MFが、ついに海を渡る。関係者によると、家長はマジョルカ側との交渉の大枠が「複数年契約での完全移籍」で決まり、あとは細部の詰めを残すだけとなった。 スペインのリゾート地マヨルカ島が本拠地のマジョルカは今夏、欧州リーグの出場権を剥奪されるほど、深刻な経営難に悩まされている。家長は保有権を持つG大阪と契約を残すものの、契約条項により、異例の移籍金ゼロで移籍可能。現在、EU圏外枠は埋まっているが、冬の移籍市場で主力のウルグア