「国民は野党を育てろ」 「野党を育ってこなかったから自民一強になった」 「いまこそ野党を育てるべき」 といった意見をたまに見る。 多分ここでいう「野党」とは立憲民主党のことを指していると思う。 なのでここでは立憲ということにして書く。 初手からどうしようもない話をするが、立憲民主党は育たない。 皮ばかりで実がない、もみのようなもの。 水を与えてもふやけるだけ。 で、そもそも野党を育てるとは何なのか。 おそらく「野党を育てろ」と言ってる連中は 「兎にも角にも立憲に政権交代して政権担当能力を身に着けさせろ。ちょっとくらいのミスは寛容になれ」 「立憲が育てば自公に対する牽制になって政治が良くなる」 「長期的に見れば多少のミスはスルーできるくらいのリターンがある」 と言いたいのだろう。 まあ確かに、汚職不正バンザイの自公に対抗する政党は必要だし、政権交代は必要だ。 で、問題なのは果たしてこれで立憲