[4.6 J1第6節 F東京2-1鳥栖 味スタ] 怪物が試合を決めた。今季初先発となったFC東京のFW平山相太は最前線で存在感を示した。組み立ての部分では柔らかいボールタッチで後方から走り込むチームメイトを生かし、自身も前半から積極的にゴールを狙い両チーム最多の4本のシュートを放った。 まず平山は冷静な状況判断で先制点をお膳立てする。後半5分、MF東慶悟のグラウンダーのクロスをMF河野広貴がスルーすると、後方に走り込んだ平山もスルーを選択。ボールが渡ったエドゥーのシュートはゴールにならなかったものの、こぼれ球を河野が押し込んで先制点を奪った。 「エドゥーが良い動きをしていたのでスルーしました」と平山は冷静に振り返ったが、河野が平山の心情を代弁するとこうなる。「僕は相太くんが見えたし、よく相太くんにはスルーするのでそうしました。そうしたら相太くんもスルーしてるんですよ。『自分でシュートを打ち