市比売神社は、平安京の左右両市場の守護神として、桓武天皇の勅命により延暦十四年(795年)に創建。その後、天正九年(1591年)に太閤豊臣秀吉によって、現在の地に移転された由緒ある神社。祭神がすべて女神様であることから、女性の守り神とされ、女人厄除けの神社として有名です。 境内にある井戸「天之真名井(あめのまない)」は、古来皇室において皇子・皇女誕生の折には、この水が産湯に用いられたという。絵馬を掛け、「天之真名井」のご神水を飲んで手を合わせると、一つの願い事が叶うと伝えられる一願成就の井戸として信仰されている。
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