京都府長岡京市の宇津久志(Utsukushi)古墳から発見された、帝政ローマの職人により1~4世紀の間に作られたとみられるガラス玉(2011年9月10日撮影、2012年6月22日提供)。(c)AFP/NARA NATIONAL RESEARCH INSTITUTE FOR CULTURAL PROPERTIES 【6月25日 AFP】京都府長岡京市の宇津久志(Utsukushi)古墳(5世紀)から、1~4世紀の間に帝政ローマの職人によって作られたとみられるガラス玉3点が発見された。奈良文化財研究所(Nara National Research Institute for Cultural Properties)が22日発表した。 薄い黄色をした直径5ミリほどのガラス玉の中央には穴が空いており、全体に細かな金箔が見られる。同研究所が成分を分析したところ、「ナトロン(蒸発塩)」と呼ばれる帝政ロ