俳優の草刈正雄(70)が、きょう14日放送のNHK『ファミリーヒストリー』(後7:30)に出演する。生まれた時から母子家庭で育ち、父は日本に滞在していたアメリカ兵で、母からはずっと「朝鮮戦争で戦死した」と聞かされ、写真さえ見たことがなかった。多くを語らぬまま母が亡くなって13年、番組への出演を通じて、父を知ろうと決心したところ、半年以上の取材で、実は父は朝鮮戦争から生還し、10年前まで生きていたという衝撃の事実が判明する。 この記事の写真はこちら(全6枚) 取材を開始したのは去年夏。正雄によると父の名前は「ロバート・トーラ」。しかしスペルがわからないという。同じ発音でもいくつものスペルがあるため、取材は難航を極めるが、ある追加情報が決め手となり、ノースカロライナに住む父の親族にたどり着く。正雄はNHKのスタジオでアメリカのロケ映像を見て、初めて父の顔写真と対面する。名前は「ロバート・H・ト