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ブックマーク / takekuma.cocolog-nifty.com (13)

  • 震災1週間目のツイートより: たけくまメモ

    久しぶりのブログ更新を、こういう話題で始めるのは複雑な気分であります。来ならこのブログは、今後まとまった文章を発表する場合に更新することにして、日常的な更新は基的にツイッターで行おうと考えていました。「まとまった文章」は、実は書き始めているのですが、なかなかまとまらないうちに地震、そして原発事故が起きてしまいました。 震災直後からしばらくは、都内の電話も不通になりましたが、唯一インターネット、それもツイッターだけは繋がっていたので、これで肉親や友人と連絡がとれて助かった、という人が多くいます。なんでもツイッターは1パケットで即、送れるので、システム上アクセスの殺到に強い構造になっているからだとか。 その割には、時々クジラマークが出て「しばらくお待ちください」になるのはなぜだか知りませんが、今は問いません。3月11日の震災直後もその後も、少なくとも東京ではツイッターが「使えた」のは事実で

    navix
    navix 2011/03/20
    震災で世代論を語る不思議。バブル世代が今管理職にあることと天災(地震・津波)は無関係。人災(原発崩壊、無計画停電、現政権の無策、etc)もほぼ無関係。
  • 本日はコミPo!の発売日。唐沢なをき先生のコミPoマンガも有ります!: たけくまメモ

    とうとうコミPo!の発売日が来ましたね。俺は制作者ではありませんが、なんだかんだとこの2年、コミPo!周辺をうろうろしていた者として、我がことのように嬉しいです。 それで、さっき田中圭一さんから、唐沢なをきさんがコミPo!でマンガを作られたとの情報を入手しました。田中さんも言っていましたが、たとえ自分の絵ではなくとも、セリフやコマ運びに作家の特徴って出るものなんですねー。まんま唐沢マンガのテイストになっております。 http://www.comipo.com/about/karasawa.html ↑唐沢なをきさんのコミPo!マンガ マンガにとって個性とは何か? という大問題を考えるうえでも、コミPo!の登場はマンガ界に一石を投じたことは間違いないと思いますです。 http://www.comipo.com/index.html ↑コミPo!公式 ▼ダウンロード版(6700円)はこちら D

    navix
    navix 2010/12/18
  • コミPoを使った作品が早くもニコニコ動画に!: たけくまメモ

    うー。忙しさにかまけて更新が鈍っている「たけくまメモ」ですが、こういう作品を見てしまっては見過ごせません。 ニコニコ動画の常連投稿者であるコーチPさんが作成したものですが、コミPo!を動画作成ソフトに取り込んで、初音ミク(MMD)と共演させてます。BGMも、ミクを使ったオリジナル曲です。 ※読者の空中Dさんからご指摘があり、コーチPさんが使用したソフトはDacne×MixerでMMDとは別物だそうです。よく分からずに書いて申し訳ありませんでした。 実は田中圭一さんから、コミPo!を使って動画サイトにも投稿できるように、アニメーション機能を付けることを検討していたと伺っていましたが、製品版では割愛されていました(将来のバージョンアップで復活するかもしれません)。 田中さんは当然、このような作品が現れることを想定していたのです。最初のバージョンでは時期尚早ということで見送ったようなんですが、ユ

  • 田中圭一制作総指揮のマンガ作成ソフト、なし崩しで情報公開へ!: たけくまメモ

    先日の精華大学での講演で当日参加者のみに限定公開された田中圭一氏企画・制作総指揮によるマンガ作成ソフト「コミックシーケンサー コミPo!」ですが、正式なマスコミ公開は15日に予定されています。ところが昨日、関係者限定で公開されたコミPo!のデモサイトのURLが、伊藤ガビン氏によってツイッターに流出、これを村上隆氏がリツイートしたことから、あっという間にネットで話題になり、なんと田中氏が勤務するウェブテクノロジ社のサーバーが落ちる事態となりました。 田中氏とウェブテクノロジ社は、急遽情報を解禁することとし、公式サイトおよびデモムービーを載せたYOUTUBEのURLを公開することにしました。「たけくまメモ」でも公開してよろしい」との許可が出ましたので、予定より10日ほど早く公開することにします。百聞は一見にしかずで、下のデモ映像をご覧ください。 http://comipo.jp/ ↑コミPo解

    navix
    navix 2010/10/07
    「これはマンガ制作版の初音ミクだ」、「コミックシーケンサーが普及すれば、これ用の3Dデータを作成する職人が多数出るでしょう」
  • 「非実在青少年規制」緊急反対集会が都庁で開催されます: たけくまメモ

    例の「非実在青少年規制」の条文を含む東京都の「青少年健全育成条例」改定の動きにつき、マンガ家・評論家・出版社有志による緊急集会が週明け15日月曜日に開かれるようです。以下、藤由香里さんのmixiより、現時点で公開可能な部分を紹介します。 <記者会見> 午後1時~ 東京都庁6F 記者クラブ (一般参加不可) 記者会見では業界団体の方はそれぞれひと言程度、マンガ家さんメインになる予定です。 <緊急集会> 午後2時~4時 都議会議事堂 2F 第二会議室 (定員100名) 「東京都による青少年健全育成条例改正案と『非実在青少年』規制を考える。」 *ここには、都合がつくクリエイター、マンガ家さんにできるだけ集まってもらいたいと思っています。もちろん、この問題に関心をもつ一般の人や記者の方も。 当日の記者会見には、里中満智子・竹宮恵子・森川嘉一郎・呉智英・藤由香里・中村公彦などの方々が参加されると

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    navix 2010/03/13
  • 「パクリ疑惑」その後: たけくまメモ

    昨年11月30日更新の「たけくまメモ」で、「商業出版社による個人ブログからのパクリ疑惑について」というエントリを書きました。この中で、俺の友人であるまさむねさんのサイト「一気新聞」の家紋に関する記述が、コアマガジン社のムック『家紋の不思議』の中で剽窃されたのではないかという疑惑を紹介しました。 まさむねさんとコアマガジンの間では昨年から何度か話し合いが持たれていたようですが、まさむねさんより、このたび和解が成立したとの報告を受けました。コアマガジンのトップページに謝罪文へのリンクが張られています。 http://www.coremagazine.co.jp/ ↑コアマガジン公式サイト(TOPに謝罪文へのリンクあり) http://www.coremagazine.co.jp/kamon_ow.pdf ↑謝罪文URL(PDF注意) http://www.ippongi.com/2010/0

  • それでも出版社が「生き残る」としたら: たけくまメモ

    http://www.apple.com/jp/ipad/ ↑appleiPad」公式 ついに噂のiPadの全貌が公開されて、ネットもマスコミも上を下への大騒ぎであります。ここに来て、すでに報道されているアマゾンのKindleをはじめ「電子出版」を普及させるための役者(インフラとデバイス)が出揃った感があります。日ではまだ普及以前の段階ですが、昨今の出版不況を脱出するための突破口は、もはや電子出版しかないというのは、衆目の一致するところではないでしょうか。 さて、かねてから電子出版による「個人出版支援」に力を入れているアマゾンやアップル、ソニー(の米国法人)といった企業は、自社と出版契約を結んだ著者に対して、「印税35%を支払うぞ、いやうちは50%支払う、それならうちは70%だ」という具合に、「印税率競争」をヒートアップさせて著者を引き込もうとしています。日では印税率は通常8~10%

    navix
    navix 2010/01/31
    校閲など品質アップ工程を放棄している出版社、著者を守らない出版社も無数にある
  • 商業出版社による個人ブログからの「パクリ疑惑」について: たけくまメモ

    昨日、古い友人である「まさむね」さんからメールが来ました。内容は「自分のブログの記述が、商業出版に盗用されてしまったようだが、どうすればよいのか」というものでした。 まさむねさんと俺は、ここ10年ほど疎遠になっていたのですが、久しぶりに連絡があったと思ったら、いきなりこの相談です。昔から趣味の多い人でしたが、最近は家紋の研究に凝っているようで、「一気新聞」という彼のブログに、家紋について詳しく調べた結果を載せているのです。ところが、つい最近コアマガジンから出された「家紋の不思議」というムックの中で、まさむねさんが書いたブログエントリの記述に酷似した記述を発見し、子細につき比べて見た結果、「これは自分の記述を無断で借用したものではないか」との疑いを強めたそうです。 http://www.ippongi.com/2009/11/28/ ↑一気新聞「家紋文化が認知されるのは嬉しいが、これはち

  • たけくまメモ : マンガ界崩壊を止めるためには(1)

    マンガ家・雷句誠氏が6日に小学館を提訴してから3日が経過しました。その間、この問題はネット中を駆け回り、今さら何かを書こうにもすっかり出遅れた感じになってしまいました。もちろん俺も何か書こうとは思っていたのですが、この件に関しては、現時点では雷句氏側の見解(訴状と陳述書)しか公になっていないので、なんとも言えなかったというのが正直なところです。 http://88552772.at.webry.info/200806/article_2.html ↑雷句誠の今日このごろ。「(株)小学館を提訴」 新聞報道を読んでも、雷句誠氏が小学館に原稿を紛失されて損害賠償を提訴したという事実関係以外は、まだ何も書かれていません。小学館としては「訴状が届いていないのでコメントできない」の一点張りで、問題が公になったのは金曜日でしたから、訴状が届かないのは仕方がないです。それで、明けて月曜夕方になるまで様子を

    navix
    navix 2008/06/09
  • 今回の「サルまん」連載中止について: たけくまメモ

    以下書くことはあくまで竹熊個人の意見であり、相原コージ氏や編集部の見解とは異なっていることをご注意ください。 まずは、主として俺のワガママで連載中断の事態に至ってしまったことを、ここまで愛読していただいた読者の皆様・連載関係者の皆様には深くお詫び申し上げます。「作者の都合で一方的に連載中止するなんて無責任だ」との批判があることは承知していますが、俺としては、もはや失敗作であることが自分には明らかとなった連載を、このまま続けることに意義が感じられず、そっちのほうが読者に失礼ではないかと思ったということです。 「そこをなんとかするのがプロだろう」と言われれば返す言葉がありません。しかし『サルまん』は相原君と俺の共同作品であることが大前提であり、にもかかわらず両者の作品に対する方向性に違いが生じて、もはや話し合いでどうにかなるレベルを超えてしまっていたということであります。批判は、甘んじて受ける

    navix
    navix 2008/05/28
  • こんなタイトルにするんじゃなかった: たけくまメモ

    篦棒な人々ー戦後サブカルチャー偉人伝 [河出文庫] 昨日ひっそりと絶賛発売されました拙著『篦棒(ベラボー)な人々』ですが、アマゾン以外のネット書店にもリンクを貼ったら想定外の落とし穴があったことに気がつきました。 普通に「篦棒な人々」で各ネット書店のトップページから検索をかけると ◎アマゾン→OK ◎BK1→OK ◎紀伊国屋→NG ◎ジュンク堂→NG (※1) ◎セブンアンドワイ→OK ◎楽天ブックス→部分NG (※2) ※追加 ◎やタウン→部分NG (※2) ※追加 ◎ブックサービス→部分NG (※2) と、紀伊国屋さんとジュンク堂さんがなぜか引っかかりません。でも「竹熊健太郎」や「戦後サブカルチャー偉人伝」で検索すれば普通に出てきます。 ※1 6日AM10:00追記 朝見たらジュンク堂さんはさっそく検索できるようになってました。ありがとうございました。 ※2 6日PM2:00追記:楽

    navix
    navix 2007/12/11
  • たけくまメモ : 「初音ミク」事件について

    当は文化庁の「文化審議会著作権分科会法制問題小委員会中間まとめ」に関する意見募集の実施について書こうと思っていたんですが、17日未明あたりから著作権問題絡みで、「初音ミク」関係のネットでの動きが慌ただしいことになってきました。 最初は「たけくまメモ・コメント掲示板」の書き込みで知ったんですよ。はじめは「グーグルの画像検索で初音ミクの画像がヒットしなくなった」というものでした。これ書いてる18日夜現在、グーグルで画像サーチするとちらほらヒットするようにはなってるみたいだけど、18日早朝あたりは確かに家の画像はまったく検索できなかったです。 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/18/news065.html ↑「ITmedia」の報道記事 それで2ちゃんには早速スレが立っていて「電通の陰謀か?」とか大騒ぎになってる。ところが初音ミクがらみ

  • たけくまメモ : 【著作権】とんでもない法案が審議されている

    先週あたりから一部で話題になり始めているので、すでにご存知の人もいるかもしれませんが、著作権法の改定を視野に入れたとんでもない法案が日国政府関係者によって審議されていますので、ご存知ない方のためにこの場で報告したいと思います。 「とんでもない審議」というのは、もちろん俺自身が「とんでもない」と思っているわけですが、もしこの審議に基づく著作権法改定がなされた場合、俺だけではなく、およそ表現行為をするもの全員にとって、プロアマ問わず等しく重大かつ深刻な影響を与えることになるのではないかと思われます。 今の動きをかいつまんで書くなら、「著作権法の非親告罪化」に向けた準備が政府機関によって進行しているいうことです。これまでも現在も、著作権侵害というものは「侵害されたと思う側」が民事裁判に提訴するなり、あるいは刑事告訴をしない限り逮捕することも裁判を起こすこともできない「親告罪」とされているわけで

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