サービスデザインで陥りやすい3つの落とし穴|クックパッド ※2017年6月に開催された「UX Failcon 〜先人たちの偉大な失敗と成功〜」よりレポート記事をお届けします。 271万品のレシピが投稿され、月間6000万人以上に利用されている料理レシピサービス「クックパッド」。同サービスのデザイナーとして、iOS/Androidのアプリの改善や新機能の開発を行っている倉光美和氏からは「サービスデザインでハマりやすい落とし穴」について語られた。 クックパッドにおけるサービスデザインは、“仮説を立てて、開発を実行し、ユーザー検証を行う”というサイクルで行っていく。倉光氏によれば、「仮説・実行・検証」という3つのフェーズごとに、それぞれ落とし穴が存在するという。 ※(レシピ数は2017年7月時点、利用者数は2017年3月時点の数字) 1. 理想の体験がユーザー視点でうまく定義できていない 仮説を