築地でいいじゃないか、築地を守ろう―。地下の土壌が高濃度の有害物質で汚染されている豊洲新市場予定地(東京都江東区)への築地市場(中央区)の移転計画に対し、中止など抜本的検討を求める大デモンストレーションが18日、築地市場近くの交差点で取り組まれ、2500人が参加しました。主催は「豊洲移転中止署名をすすめる会」(事務局=東京地評、日本消費者連盟、革新都政をつくる会)。「築地市場の豊洲移転中止など抜本的検討を求める署名」は1時間で約800人分集まりました。 観光客でごった返す週末の築地場外市場。市民らはプラカードを掲げ、ドラムのリズムに乗って「食の安全をみんなで守ろう」とアピール。都民、観光客らが次々に署名のペンをとりました。 署名は小池百合子都知事宛てで、豊洲新市場予定地の安全性の徹底検証と、食の安全・安心が第一の立場から豊洲移転の中止を求めています。 発起人の一人で、日本消費者連盟事務局長