ブックマーク / nov1975.hatenablog.com (45)

  • 体罰肯定に見る日本人の価値観 - novtan別館

    いやね、体罰を肯定する人の気持ち、わからなくもないのです。人間ってのは不可解な生き物で、思うとおりには動いてくれない。部活でスケープゴート的な体罰、というのは論外だと思うけど、つい「愛のムチ」と言いたくなることを全力で否定できるかというとちょっと悩んでしまう。だから、こういう問題は心情と切り離して原則を適用すべきだ、としたい。 現場の教師からすると、目の前にある、なんとかなしなければならない事態(繰り返し述べるが、部活を強豪にしなければならないのはその教師の個人的な事情であるため論外)に対して「原則を貫いて有効な手をうたない」か、「原則から外れて手を打つ」かの葛藤があるに違いないと思っている。葛藤がないのだとしたらそれは単なる暴力であるから。 でも、体罰が「有効だ」というのは当なのだろうか。ここに大きな問題がある。 同校を“常勝校”へと育て上げる中で、顧問は生徒にたびたび手をあげていたが

    体罰肯定に見る日本人の価値観 - novtan別館
    ncc1701
    ncc1701 2013/01/20
    擁護しているOBの心理って、DV被害者のそれと同じなのではないか。「殴られるのは私が悪いからなの。普段は本当に良い人なの。殴った後はすごく優しくしてくれるし…」
  • 理性的であるべき層が体罰の肯定をするのはなぜか - novtan別館

    体罰と躾のボーダーラインはどこか、というような話をし始めると結論は出ない人が大半だと思う。原始的な行動心理学に照らすと罰を与えることが行動に影響を与えることは確かなことだし、そういった行為によって人間の行動を規範的に変えることはできるだろう。もっとも、それは一般的には洗脳であると思われる。 「痛い目に合わなきゃわからない」というのは裏を返せば「俺は頭がいいからわかるけどな」ということであり、社会の正義の側に立っている確信のもとに発せられる言葉だと思う。しかし当にそうか?例えば自衛隊に入れろとかなんとか言っている人は自衛隊の訓練によって(これは自衛隊としては必要なことではあるが)思考を方向づけられることに耐えられるのか?仮に耐えられるとして、それは矯正されたのか、それとも「誤魔化している」のか。世間に対して「正しい人間」として渡り歩いてきた人間の精神が高潔なことを保証されているわけでもない

    理性的であるべき層が体罰の肯定をするのはなぜか - novtan別館
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    ncc1701 2013/01/11
    他のことでは理知的な人が、死刑制度の話になると「人殺しは殺せ!」と一言で切って捨てるのに似ているかも。
  • 2013年も実名匿名論をよろしくお願いします! - novtan別館

    新年早々また匿名DISがあったようです。 まあこれに続く発言も日は格差がないとか税金払ってない若者に格差を問題視する資格が無いとか香ばしい発言ばっかりで今年もTwitterはなんとか発見器全開で頑張ってくれそうなんですけどそれはさておき。 実名匿名論てのは季節物でループものなので、毎年同じ論点を延々と語るだけの話になっちゃってますが、それでも技術的な進歩にともなって、論点が整理されたりもしていきますよね。2013年はどんな匿名論がもてはやされるのでしょうか。 ちょっとあらためて個人的見解で整理してみます。 下の実名匿名論「匿名に語る資格なし」 これはいい加減問題外だと思うんですよね。冒頭のもそうですが、内容が伴っていないことを匿名だったらテキトーに言えるというのは真実ではありますが、実名だったらテキトーなことをいうことがないかというと全くそうではないという実例だらけなので、あえてここで匿

    2013年も実名匿名論をよろしくお願いします! - novtan別館
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    ncc1701 2013/01/04
    実名原理主義の人たちって、結局名刺ジャンケンにものを言わせたいだけなんじゃないかと思える時がある。
  • 選挙前に人権意識が問題になるなんて - novtan別館

    いやね、例えば政策としての福祉の問題で、最低限の社会的幸福の最低限の部分が取りざたされるってのは今までだってあったと思うんですよ。でも、人権そのものが天与のものでないという、近現代の国家の概念に挑戦するような発言が出てくるとは思わなかった。悪辣なことに、ムスリムをその国家の基礎とした国と比較しちゃったり。 熱に浮かされたかのように右傾化しつつある我が国だけど、ここで示されているのは特権階級と、そのお恵みをありがたく頂戴する民衆という構図だということに、自分が賛同者側である人たちは気づかない、あるいは特権者側であることを疑いもしない。 なんとなくだけど、学生運動さかんなる頃のインテリ層(not富裕層)が抱いていた焦燥感みたいなものの空気感がわかった気がしている。もちろん、その時とはイデオロギーとしては大きく異なるけれども、国家、あるいは政治への不信MAXというものである。 国家は誰のものか。

    選挙前に人権意識が問題になるなんて - novtan別館
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    ncc1701 2012/12/08
    人権は空気と同じで、なくなってみないと命綱であることに気づかない。
  • サヨクの見分け方について思うこと - novtan別館

    村長が色々やって面白いエントリを書いてた。 「はてサ」と括らずに個々の論者に取り上げるべきと言われたのでやってみた - ARTIFACT@ハテナ系 別に内容についてどうこう言うつもりはないんだけど、なんとなく、「何を言ったか」ではなく「ダレが言ったか」を過大に重要視するのが政治色の強いとされる行動だとされるのはなんかちょっと0か1かみたいで嫌なんだよね。 というのの極端なところがこの地蔵さんのやつ はてサの見つけ方 - 今日も得る物なしZ これもすごい不思議で、南京大虐殺っていうのはまああったかなかったかを争うような事案 でもないと思うんだけど、被害者の人数云々って言っただけで非難轟々ってのはどうなんだろうかと。なんか非常に踏み絵的なんだよね。 いわゆる左翼的思想、あるいは左派であることと、歴史認識の問題というのは質的には違う話だし、 サヨクというよりは親中派(親中共)というカテゴリーな

    サヨクの見分け方について思うこと - novtan別館
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    ncc1701 2012/12/02
    尖閣・竹島と違い、南京は人によってスタンスがグラデーションすぎるから踏み絵としては機能しないと思う。河村の件は、内容よりもあのタイミングで口に出す外交センスの無さに呆れ返った。
  • 暴言を吐いた女子高生を誰が注意すべきなのか - novtan別館

    ゾゾタウンとやらは僕はサイトにアクセスした事もないのですが、あの社長の暴言は内容は正しくやり方が間違っている典型ですね。往々にしてですが、そう言う場合、頭に血が上ってる間は「何で正しいこと言ってんのに非難されなきゃならんのか」としか考えることができなかったりしますよね。にしても、あれはまさしくチンピラの言葉であり、情けない話ではあります。 ところで、この件はそもそも公共の場で軽々しく詐欺呼ばわりした女子高生?にも非があります。日頃の活動柄、高校の先輩として高校生〜大学生に接することが多いですが、僕の周りでそんなこと言ったら周囲の人間はみな一喝します。 難しいのはこれが他人の目に触れないところであれば周囲の大人の問題になるだけなんですが、ウェブで公言されてしまうと途端に立ち位置が難しくなっちゃうんですよね。当事者が怒ると「何万フォロアーもある奴が高校生に暴言」とか言われてしまうし、寄ってたか

    暴言を吐いた女子高生を誰が注意すべきなのか - novtan別館
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    ncc1701 2012/10/23
    雷親父なんか持ち出さなくても、言われた側がチンピラ口調なんか使わずに諭せば済んだ話じゃないの?
  • 「同和地区を特定するような表現」が不適切という謝罪 - novtan別館

    わからん… 記事中で、同和地区を特定するような表現など、不適切な記述が複数ありました。 朝日新聞デジタル:朝日新聞出版が「おわび」 週刊朝日の橋下市長連載で - 社会 ええと、何に対して謝っているんですか?橋下?それとも同和地区? そして、同和地区には差別があり、特定してはならないということを言いたいのですか?それとも同和地区の皆さん正体ばらしてごめんねてへぺろ(・ω<)ってことですか? そもそも「朝日新聞出版が「おわび」」という見出しに朝日新聞体の「お前ら俺らにメーワクかけんじゃねーよ」的な感情が篭っていてキモチワルイ。

    「同和地区を特定するような表現」が不適切という謝罪 - novtan別館
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    ncc1701 2012/10/21
    朝日が吐いた唾を飲み込もうとした時点で、もうどうやっても正当化できなくなっているから論評に値しない。「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」とは、まさにこういう時の言葉なんだが。
  • 戦争起きたら逃げられる? - novtan別館

    イケダハヤト氏は資産家じゃなかったと思うんだけど、海外に逃げたらどうやって暮らすつもりなんだろう。 国ってのが形骸化する派ってのは別にいいんだけどさ、形骸化するのはもしかしたらの結果であって、今そうでない以上、逃げ出すと言う形で海外に出ると言うのは日人であることを再確認することになるんだよな。 日のパスポートにより身分が保証され、日と言う国の信用によって住居が得られ、日円の価値によって人並み以上の暮らしができる。たぶん戦争が起きてしまえば、そこで手にしていた日人であることによる色々なものはだいたい失われる。だから、実業をしにいくのでないとわりとどうにもならない気がするんだよな。ましてやノマドとか。 うん、流浪の難民生活とかなんかノマドっぽいよね。うん。 と、ここを見て思った。 tky97さん連続Tweet:戦争が起きたらそもそもそういうひとは国外に逃げられません。 - Toget

    戦争起きたら逃げられる? - novtan別館
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    ncc1701 2012/10/21
    ボロカスになるのを待つまでもなく、日本がどこかの国(まあ近隣諸国だろうが)と戦争状態になったら、その時点で日本の国際的信用力はガタ落ちになると思う。通貨の重みも、パスポートの神通力も。
  • PC乗っ取り脅迫書き込みウイルスの作者は警察をおちょくる反権力のダークヒーローではなくインターネットの未来を奪う極悪非道 - novtan別館

    考えてもみなよ。はまちちゃんだって愉快犯的なことをやってたけど、実害が出ないように警鐘を鳴らしてたわけで、高木先生だって悲しいほど正攻法でダメなものを切り続けてきたわけだし。まあ、彼ら自身の認識がそうかどうかは別にして。そういう、ある種の自浄作用的な努力ってのはこのような行為によって無に帰すのよ。 警察の無能をあざ笑った結果は、冤罪を出さないための「ウェブの」仕組みづくりに転嫁されることになるのではないかと僕は恐れている。これが起こらなくても誰かが出来たんだから結果は一緒だ、と言われるかもしれないけど、早急な対策が求められるってことになるのはやはり現実におけるトリガーは必要で、それがこれになる可能性は高いと思う。 みんなが警察をおちょくればおちょくるほど、事案は重大化する。警察が無能なままでいることは我々にとっても不幸なことである。でも、原理的に防げないことを防がなくならなくなった時に彼ら

    PC乗っ取り脅迫書き込みウイルスの作者は警察をおちょくる反権力のダークヒーローではなくインターネットの未来を奪う極悪非道 - novtan別館
    ncc1701
    ncc1701 2012/10/17
    本当にこの犯人がダークヒーローを気取るなら、警察のPCを標的にすべきだった。何の罪もない無関係の市民の人生を毀損した行為は、どう取り繕おうが外道の所業でしかない。
  • 人の死を食いものにすることについて - novtan別館

    良かれ悪かれ、人の死というのは人間にとって、あるいは社会にとってイベントであることは間違いない。だから、それを目当てにした商売というものは常に存在するし、そのことを悪いというのは僕には難しい。一つ間違えば「賤業だ」という事になってしまう。それはおかしな話。ただ、人の心の弱みに付け込む悪質なものがあることも確かで、そういう点からきちんと逃れるために、人の死を扱う場合は過度に儀礼的になる。 葬儀屋みたいなダイレクトワークにおいては儀礼は十分に発揮される(いい面も悪い面も)けど、報道や、もう少し別の形でのメディアによる利用は死との距離が遠くなる分失われていくことも多い。 注:以下の発言は人のものそのままではなく、多少悪意のあるサマリみたいなものです。 坂口   「東日大震災の直後は日人ってだけで世界中のネットユーザーが同情心からチヤホヤしてくれる状況がありまして」 ヨシナガ 「ああ(笑) 

    人の死を食いものにすることについて - novtan別館
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    ncc1701 2012/09/24
    大津波災害のビジネス利用について「ビッグウェーブ」と言っちゃう感性がすさまじい。
  • 通勤地獄とベビーカー - novtan別館

    東京の通勤時間帯にベビーカーで乗り込んでくると言うのは正気の沙汰ではない。あのすし詰め空間に、脆弱かつ空間占有度が高い物体を持ち込むことで、立体的に組み上がっていることでかろうじて支えられている車内のバランスを崩すなんてのはとんでもなくリスキーな行為であり、結果として急ブレーキによりたまたま隣り合わせた巨漢がベビーカーを上から押しつぶすことを防ぐことはできそうにない。大概の場合、安定を欠いた上半身を支えるため下半身に多大な負荷をかけることでそれを防ぐ努力はなされる。僕も職業柄腰は良くないけど、その理由の幾分かは通勤電車で何かを押しつぶさないようにする努力によるものだ。 迷惑と言ってしまうと単なる感情の発露と捉えられがちなんだけど、実際のところ、それは持ち込まれたリスク増大要因の対処に苦慮するという現実を表現しているにすぎない。なぜ、ベビーカーをこんな状況に押し込まなければならないのか。理由

    通勤地獄とベビーカー - novtan別館
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    ncc1701 2012/09/04
    「遊びに行く奴はベビーカー乗せるな」というなら、遊びに行く奴を悉く全員ラッシュアワーから締め出せば、やむなくベビーカーを乗せる人のスペースを確保できる。特定の人々だけ乗車理由を選別するなど馬鹿げてる。
  • 属性批判と属性ごと批判の違い - novtan別館

    匿名とか嫌韓とかネトウヨとか、属性ラベルを貼って批判することってありますよね。 これって結構気をつけなきゃならなくて、たとえば、「匿名は安全地帯から攻撃するのが好きな人だ」なんてのは匿名の中の一部に対する批判を匿名という属性にまとめて適用しているので愚劣な印象操作だったりしますよね。一方で、ネトウヨなんてのはその批判されるべき行動様式にラベルを貼ったもので、元々丸ごと批判するために作られた属性だからそれに見合った批判であれば問題ありません。ただ、直接属性に関連しない話をそのラベルで批判しちゃいかんだろと思うことはあります。極端な場合「ネトウヨのかーちゃんでべそー」みたいな意味不明な批判がされたりもしますがそれがしばしば見られるのはなんでだろ。属性批判じゃなくて属性ヘイトだよな。

    属性批判と属性ごと批判の違い - novtan別館
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    ncc1701 2012/08/31
    おぐりんは、実名の批判者が相手のときは、相手の職業や地位をあげつらって攻撃するんだよね。彼の属性攻撃好きは相手が匿名か実名かに関係がない。
  • 文化を守るのは税金か - novtan別館

    唐突であるが、このtweetに対しては賛成である。字面だけ。 あずまんの言葉はどうもその意図ではなく字面には同意したくなって困る。もちろん、主旨として全く逆の話になるわけだけど… そもそも、税金で文化を守るというのがおかしいんだよね。といっても、文化に税金を使うなということではない。でも常に一定の予算が期待されるのは間違っている。あくまで文化に税金が費やされるのは社会の要請であるし、それによって興るものもあれば廃れるものもある。もっというと、大衆文化は特に為政者側から禁止されては姿を変え、という歴史があるものだ。それが、たまたま近代化のもとでその時の形態が伝統文化という名のもとに規定され、残り続けているだけであり、時代の残滓にすぎないものだってあるだろう。大体、今、琵琶法師が一般的なものであるか? 確かに、やり続けないと失われてしまう文化はあるだろう。それが大衆の娯楽として成立していたとき

    文化を守るのは税金か - novtan別館
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    ncc1701 2012/06/21
    橋下の改革では文化振興が「既得権益」とか「金になるか否か」の文脈でしか語られない。だからドラスティックな改廃のダシにされやすい。図書館として生まれた建物なら、まず「図書館として活かす道」を必死で探せ。
  • 生肉食えなくなるまでの駆け込み需要で食中毒増大!とかやめてよ約束だよ? - novtan別館

    ついに、なのか、ようやく、なのか、お店で生の牛肉がえなくなる日がやって来ました。豚肉は火をよく通さないとダメとかサケは生でべちゃダメとかそういうのは広く認識されているのに、牛肉は生でっちゃうってのは外れる可能性が低いということに依存しているんでしょうかやっぱり。でも、ならなんであんなに予防接種が忌避されるかわからない。人間にとって何かをうというのはそれほどまでに罪深い行為だということですね。 古来から、とにかくなんでもべてみて、死んだり死ななかったりおかしくなったりならなかったりを繰り返して今の文化というものがあるのです。もちろん、その文化はアップデートされてきていて、以前は特に問題無いとされたものが蓄積ダメージがあることがわかって禁止される一方で、処理の仕方が確立された河豚やサケのルイベ等、今までヤバイ確率が高かったものがほぼ安全といえるレベルになって許可される、というものも

    生肉食えなくなるまでの駆け込み需要で食中毒増大!とかやめてよ約束だよ? - novtan別館
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    ncc1701 2012/06/13
    出産時死亡率が下がるにつれて死亡発生時の産科医への糾弾が激しくなったように、食の衛生面が充実するにつれて食中毒発生の重大さが相対的に増してきた部分はあるかもしれない。
  • 虚構新聞は風刺サイトじゃないよね - novtan別館

    もういい加減このネタは終わりにしようと思いますが… 「風刺」というものが成り立つためには、フィクショナルな文脈の提示が必須要件だと僕は思っています。小説やマンガや落語が風刺と相性がいいのはそもそもフィクショナルな文脈を持っているからとも思っています。 あれだけ「いい話」の真実性について大揉めに揉めたのは、フィクションとノンフィクションを混同させる文脈の提示があったからですよね。 今回の虚構新聞の記事において、フィクショナルな文脈はどこにあったか。それは「虚構新聞であること」のみ。虚構新聞が風刺サイトなのであれば、記事をみて(それが楽しみとしてでも怒りとしてでも)「騙された」ということを感じさせるのが目的ではもちろんないわけです。しかし、虚構新聞は「誌読者の情報リテラシーを持ってすればこの記事が虚構であることは自明」と言い放ったわけで。ということは、虚構新聞が提示しているのは「面白い記事で

    虚構新聞は風刺サイトじゃないよね - novtan別館
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    ncc1701 2012/05/16
    風刺だったらOK、風刺でないから態度を改めろ、というのも妙な話で。実名使いまくり、抗議を揶揄しまくりのモンティパイソンだって、あれは風刺のつもりで作ってたんじゃないだろうし。
  • ヒットラーになぞらえるなら、当然帰結すること - novtan別館

    別にあずまんは好きじゃないけど、こういうのはどうなのかな? まとめよう、あつまろう - Togetter いやね、ホロコーストを矮小化する比喩、とは全然思わないけど、ヒトラーがやったことと橋下がいまやっていることのレベル感の差異と言うのは確かにある。 んで、それに対して、ヒトラーもはじめは歓迎された、という意味での比喩に対するツッコミとしてはダメだ、という批判が来ている。でもさ、僕が思うに、そこは重要だと思うんだよね。なぜヒトラーなのか。 単に、一部の民衆の圧倒的な支持を得て独裁的な政治に走る、というのは似ているといえば似ている。でも、それだったら身近に例えば石原慎太郎とか、あるいは小泉元首相とかいて、結構同じようなことをやっている。というか、それに限らずよくある歴史の風景だよねこんなの。なのに、あえて非道を行ったヒトラー(及びナチス)を引き合いに出す。それはもう当然のことながら、橋下市政

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    ncc1701 2012/04/10
    文字通り命を取ることはないとしても、特定のカテゴリーに属する人々を社会的に死んだも同然に追い込む政策はありうると思ってるけどね。
  • 恫喝アイコンとしての入れ墨 - novtan別館

    なにかと批判され気味な橋下政策ですが、入れ墨職員の件については賛否分かれてますね。 元々罪人アイコンとしての入れ墨はそれを権力が強制していた時代は差別アイコンでもありました。転じてアウトローアイコンになり、さらに転じてやんちゃファッションになって今に至るわけで、現在でもアウトローアイコンの要素を強く持っています。入れ墨自体には他にも呪術的な要素が絡んでいたりしますから、すべてがそうであるわけではありませんが。 現代において、入れ墨は先天的なものではなく、また自分の意志無しでは入れられない(DV的な話は別としての)ものであるから、そのアイコンとしての機能性は失われていないですね。 日なおいては肉体的、或いは組織的な力(暴力性)を誇示する機能を求められることが少ないし、合ったとしてもそれは制服等のアイコンにより国家のものであることが求められているわけです。海外においてはまた違う事情もあります

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    ncc1701 2012/03/08
    大平光代氏のように足を洗って真っ当に生きる人もいる。大金かけて入れ墨を消さない限りカタギとして認めない、と社会復帰を阻む必要はなく、元極道の公務員がいてもいいと思う。問われるのは実際の勤務態度。
  • ギラギラと輝き人を照り殺す、渡邉美樹氏の人間力 - novtan別館

    「和民」の名前が人名をもじったものだ、というのを僕が知ったのは、高杉良氏のノンフィクション小説でだった。 青年社長(上) (角川文庫) 作者: 高杉良,角川書店装丁室出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2002/04/24メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 39回この商品を含むブログ (51件) を見る青年社長(下) (角川文庫) 作者: 高杉良,角川書店装丁室出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2002/04/24メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 10回この商品を含むブログ (35件) を見るこのときの感想は「すげー人が居るもんだ(俺はできないなこれ)」だった。脚色は当然あるにしても、これだけのことをやったからには「人間やれば出来る」って思っちゃうのはしょうがないよね。 渡邉社長は、起業資金を得るために、佐川急便のセールスドライバーとして、大卒であること

    ギラギラと輝き人を照り殺す、渡邉美樹氏の人間力 - novtan別館
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    ncc1701 2012/02/23
    北風で凍え死ぬより太陽に焼き殺されるほうが苦痛は激しいかもしれない。
  • 報道の焼身自殺について - novtan別館

    自由報道協会授賞式での例の件、どうやら、謝罪という名の弁解を行ったようです。 私が自由報道協会賞授与式で行なった挨拶について誤解されている方がいるようですので、この場を使って、挨拶の趣旨などについて説明させていただきたいと思います。 自由報道協会賞授与式での発言について あら、いきなり趣旨の説明ですか… まず、私の挨拶でチベットの高僧の高貴な行為が傷つけられたと思われた方に謝罪いたします。私としてはそのような意図はまったくありませんでしたが、そのような受け止めをされる余地のある表現しかできなかったことは、業も含め表現行為を糧としてきた者として不甲斐ないことです。故意ではないにしても傷つかれた方に謝罪する必要があります。当に申し訳ありませんでした。 自由報道協会賞授与式での発言について うん、意図がなかったことについて十分に納得がいく説明がなされているのであれば、素直に受け入れること隼か

    報道の焼身自殺について - novtan別館
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    ncc1701 2012/02/02
    彼らは記者クラブとは違う意味で内向きかつクローズドな集団なんだなあと実感した出来事だった。
  • 何を知っておけば批評できるのか - novtan別館

    まあ、これを見て「ラノベひどいwww」と思うのはそれほど不思議なことではない。 もちろん、僕はこのを持っている。いきなりネタバレだが。 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2) 作者: アルフレッド・ベスター,寺田克也,中田耕治出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/02/22メディア: 文庫購入: 21人 クリック: 197回この商品を含むブログ (195件) を見る SFの今や古典であるね。 だから偉い、というわけではもちろん全然ない。 ここで、一つ問いたい。SFだから、あるいは古典だから偉いの? コレにかぎらずだけど、表現技法として適切かどうかというのは断片的なものをだけを見て判断できるものではない。じゃあ、ベスターのやり方がよかったかというと、微妙なんだけど。これをやらないでも伝えることができるのが小説の文章というものではないかと思ったりもする。まあ、見た目でわか

    何を知っておけば批評できるのか - novtan別館
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    ncc1701 2012/01/01
    批判をする時は、まず原典を読むのが最低限の義務だろうというだけのこと。