大阪市立桜宮高バスケットボール部の主将で、顧問に体罰を受け2012年に自殺した男子生徒(当時17才)の両親ら遺族が、大阪市に約1億7千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(岩井伸晃裁判長)は2016年2月24日、 「体罰で精神的に追い詰められて自殺した。顧問は自殺を予測することもできた」 と指摘し、市に約7500万円の支払いを命じました。 大阪市に損害賠償を求めた訴訟の判決のため、東京地裁に向かう遺族=24日午後0時40分 2015年12月まで橋下徹氏、つづいておおさか維新の会の吉村氏が市長をしている大阪市は、 「自殺は元顧問の暴力が原因ではなく、予見もできなかった」 「キャプテンとしての重圧が自殺の最大の原因だった」 と体罰との因果関係を否定して反論し、元顧問も市側の立場で出廷し、 「過去に十数人の生徒に同じようなことをした。生徒の自殺の原因は分からない」 と述べましたが、大阪市
