日本マクドナルドホールディングスは9日、2013年12月期決算の業績予想を下方修正した。ハンバーガーの新商品を出さなかった1〜2月の売り上げの落ち込みが大きく、その後も回復に力強さがないためだ。円安や原材料の高騰によるコスト増も響いた。 売上高は2月時点の予想より1・7%少ない2650億円、営業利益は20・6%少ない200億円。円安と肉など輸入原材料の高騰による影響だけで、利益が約28億円減ると見込んだ。 同社は1〜2月、宣伝費などを抑えるため新商品の発売を控えたことが裏目に出て、売上高が昨年同期より1割以上減少。新商品を増やす方針に転換したが、3〜7月の売上高はほぼ昨年並みにとどまっている。 続きを読む関連記事〈ロイター〉米マクドナルド、第2四半期利益は予想下回る7/23ココイチ売上高最高に 海外攻勢、地域メニューも次々7/9100円マックは継続 原田会長「撤退する環境にない」7/2