イーロン・マスクが殺人ロボットの脅威について警鐘を鳴らしているが、我々はそのリスクについて真剣に考える必要があるのかもしれない。サイバーセキュリティ企業の「IOActive」は、人々に注意を促すことを目的に、人型ロボットをハッキングしてホラー映画「チャイルドプレイ」に登場する殺人人形の“チャッキー”に変身させる実験を行った。 実験には中国メーカーのUBTechが開発した「Alpha 2」が使われた。研究者らはAlpha 2の後頭部を開けてUSBポートを見つけ、ファームウェアをアップデートして動作をコントロールし、声をチャッキーのものに変換した。 Alpha 2は専用のアンドロイドアプリをアップデートする際、ユーザー本人であるかを確認しないため、ハッカーが攻撃を仕掛けカスタマイズしたマルウェアをロボットにインストールすることが可能だ。また、同社のAlpha 1では、Bluetoothを使って