強制送還される外国人を収容する牛久市の施設で13日昼前、収容されていたインド人の男性が首にタオルが巻かれた状態で意識を失っているのが見つかり、病院に運ばれましたが死亡しました。 牛久市の「東日本入国管理センター」によりますと13日午前11時40分すぎ、施設に収容されていたインド人の30代の男性が、シャワー室で首にタオルが巻かれた状態で、意識を失っているのが見つかりました。 施設の職員が心臓マッサージなどを行うとともに、救急車を呼んで病院に搬送しましたが、男性はおよそ1時間後に死亡しました。 施設によりますと、シャワー室は個室の構造になっていて他人が出入りできないことから、男性は自殺をはかったと見られるということです。 東日本入国管理センターの山澤義周総務課長は「適正な処遇をしていたがこのような事態になってしまった。男性が死亡したいきさつを調べるとともに、警察の捜査にも全面的に協力したい」と