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ブックマーク / eetimes.itmedia.co.jp (33)

  • 64ビットRISC-Vコア、4.25GHzで1万1000CoreMark

    米Micro Magicが、世界最速をうたう64ビットRISC-Vコアを発表した。「Apple M1」チップや「Arm Cortex-A9」コアベースのチップにも追い付ける性能を実現できるとする。同社は、「RISCのベテラン共同開発者であるDavid Patterson氏が当初掲げていたRISCアーキテクチャ構想をうまく実行することにより、既存の電池式デバイスの電力バジェットの範囲内で快適に動作させることが可能になった」と考えているようだ。 Micro Magicは2020年10月末に、「当社が開発した64ビットRISC-Vコアは、5GHzのクロック周波数と、1.1Vで1万3000のCoreMark値を達成した。公称電圧0.8Vで動作する単一のコア(シングルコア)は、4.25GHzで1万1000CoreMarkを達成し、消費電力はわずか200mWである」という、たった二つの文だけの簡潔なリ

    64ビットRISC-Vコア、4.25GHzで1万1000CoreMark
    neco22b
    neco22b 2020/12/04
  • ある医師がエンジニアに寄せた“コロナにまつわる現場の本音”

    マスクは、「他人へのウイルス拡散防止」にはなっても、「他人から自分へのウイルス拡散防止」にはならない。こんな非対称的な論理が、なぜ成立するのだろうか――。今回のコラムは、私のこの疑問に対して、現役医師で、私の過去のコラムでも何度もお世話になっている「轢断のシバタ*)」さんが下さった、1万字以上にも及ぶメールを紹介するものです。 *)例えば、「1/100秒単位でシミュレーションした「飛び込み」は、想像を絶する苦痛と絶望に満ちていた」の回でお世話になっています。 まず、何も言わずに、以下の私の2020年3月9日の日記を読んでください。 正直に申し上げて、私は分からないので、誰か教えてください。 COVID-19の感染防止だけではなく、インフルエンザ等についても良く言われることの一つに (1)マスクは、自分がキャリア(ウイルスの運び屋)である時には、他人へのウイルスの拡散防止にはなる しかし、

    ある医師がエンジニアに寄せた“コロナにまつわる現場の本音”
  • RISC-V、関心は高いが普及には障壁も

    RISC-Vは今や、SoC(Sytem on Chip)に深く組み込まれたコントローラーとしての足掛かりを確立するに至った。そこで次に、「このオープンソースのISA(命令セットアーキテクチャ)は、ホストプロセッサとして、Armやx86の代替へと大きく飛躍することができるのだろうか」という疑問が生じている。 RISC-Vは今や、SoC(Sytem on Chip)に深く組み込まれたコントローラーとしての足掛かりを確立するに至った。そこで次に、「このオープンソースのISA(命令セットアーキテクチャ)は、ホストプロセッサとして、Armやx86の代替へと大きく飛躍することができるのだろうか」という疑問が生じている。 その簡単な答えは「イエス」だ。しかし、それまでには数年間を要する上、さまざまな障壁が待ち受けているだろう。基的に、RISC-Vの背後にある自由なオープンソースコミュニティーは、幅広い

    RISC-V、関心は高いが普及には障壁も
  • メタマテリアル活用で高性能、超小型アンテナ - EE Times Japan

    NECと日航空電子工業は、幅広い通信方式に適応できる極めて小さい高性能アンテナを開発した。高いアンテナ放射効率と世界最小級のサイズを実現した。 NECのアンテナ技術と日航空電子工業の精密加工技術を融合 NECと日航空電子工業は2018年10月、幅広い通信方式に適応できる極めて小さい高性能アンテナを開発したと発表した。 NECはこれまで、人工材料「メタマテリアル」の構成要素の一種であるスプリットリング(SR)共振器を、アンテナの素子として採用した小型のμSRアンテナを供給してきた。新製品は、NECのアンテナ技術と、日航空電子工業の精密加工技術を融合させ、表面実装部品タイプのアンテナを共同で開発した。アンテナの外形寸法は2.4GHz帯向けが11.5×6.9mm、5.9GHz帯向けが6.7×3.8mmである。 μSRアンテナは、アンテナ放射効率(アンテナ性能)も90%以上と極めて高い。こ

    メタマテリアル活用で高性能、超小型アンテナ - EE Times Japan
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    neco22b 2018/11/02
  • Armが中国事業を合弁化、EUは中国に対し警笛

    ソフトバンクは2018年6月、Armの中国事業部門の全株式の51%を、中国投資企業およびエコシステムパートナーに7億7520万米ドルで売却することにより、中国国内でArmの事業を展開するための合弁企業を設立すると発表した。これを受けてEUは、中国の法律が欧州企業の知的所有権を侵害しているとして、世界貿易機関(WTO)において訴訟を起こした。 ソフトバンクは2018年6月、Armの中国事業部門(Arm Technology China/以下、Arm China)の全株式の51%を、中国投資企業およびエコシステムパートナーに7億7520万米ドルで売却することにより、中国国内でArmの事業を展開するための合弁企業を設立すると発表した。Armは今回の合意に基づき、Arm Chinaのライセンスやロイヤルティー、ソフトウェア、サービス売上高などを全て、相当の割合で継続して受け取ることになる。 Arm

    Armが中国事業を合弁化、EUは中国に対し警笛
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    neco22b 2018/06/14
  • 究極の大規模汎用量子コンピュータ実現法を発明

    1つの量子テレポーテション回路を繰り返し利用 東京大学工学系研究科教授の古澤明氏と同助教の武田俊太郎氏は2017年9月22日、大規模な汎用量子コンピュータを実現する方法として、1つの量子テレポーテーション回路を無制限に繰り返し利用するループ構造の光回路を用いる方式を発明したと発表した。これまで量子コンピュータの大規模化には多くの技術課題があったが、発明した方式は、量子計算の基単位である量子テレポーテーション回路を1つしか使用しない最小規模の回路構成であり、「究極の大規模量子コンピュータ実現法」(古澤氏)とする。 今回発明した光量子コンピュータ方式。一列に連なった多数の光パルスが1ブロックの量子テレポーテーション回路を何度もループする構造となっている。ループ内で光パルスを周回させておき、1個の量子テレポーテーション回路の機能を切り替えながら繰り返し用いることで計算が実行できる 出典:東京大

    究極の大規模汎用量子コンピュータ実現法を発明
  • 陰湿な人工知能 ~「ハズレ」の中から「マシな奴」を選ぶ

    陰湿な人工知能 ~「ハズレ」の中から「マシな奴」を選ぶ:Over the AI ―― AIの向こう側に (8)(1/10 ページ) 「せっかく参加したけど、この合コンはハズレだ」――。いえいえ、結論を急がないでください。「イケてない奴」の中から「マシな奴」を選ぶという、大変興味深い人工知能技術があるのです。今回はその技術を、「グルメな彼氏を姉妹で奪い合う」という泥沼な(?)シチュエーションを設定して解説しましょう。 今、ちまたをにぎわせているAI人工知能)。しかしAIは、特に新しい話題ではなく、何十年も前から隆盛と衰退を繰り返してきたテーマなのです。にもかかわらず、その実態は曖昧なまま……。連載では、AIの栄枯盛衰を見てきた著者が、AIについてたっぷりと検証していきます。果たして”AIの彼方(かなた)”には、中堅主任研究員が夢見るような”知能”があるのでしょうか――。⇒連載バックナンバ

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    neco22b 2017/07/02
  • 中国スマホの進化で消えゆく日本の“スイートスポット”

    中国スマートフォン市場には、まだまだ新たなプレーヤーが参入し続けている。今回紹介するVerneeは2016年2月に設立された新興中国スマートフォンメーカーだ。既に4機種がリリースされ、全てが日でも入手可能になっている。VerneeのWebサイトの「About US」をぜひ見ていただきたい。若者だけで運営されているメーカーだ。 図1はVerneeが2016年にリリースした「Apollo Lite」である。シャープの「IGZO」ディスプレイを採用した、ミドルハイの仕様のスマートフォンだ。ミドルハイ仕様といってもフルHDのディスプレイを備え、1600万画素+500万画素のカメラ、指紋認証、USB Type-C端子など最新スマートフォン並みの機構を持っている。事実上はハイエンドスペックのスマートフォンなのだが、極めて価格が安い。 Verneeは、瞬く間に注目のブランドとなった。スペイン・バルセロ

    中国スマホの進化で消えゆく日本の“スイートスポット”
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    neco22b 2017/03/14
  • 理研、深紫外LEDの効率を従来比5倍に向上

    理化学研究所(理研)は、殺菌用深紫外LEDの効率を、従来に比べて約5倍に高めることに成功した。殺菌灯に用いられている現行の低圧水銀ランプに迫る効率となる。 殺菌や浄水、医療向け携帯紫外LEDランプに期待 理化学研究所(理研)は2017年2月、殺菌用深紫外LEDの効率を従来に比べて約5倍に高めることに成功したと発表した。殺菌灯として用いられている現行の低圧水銀ランプに迫る効率となる。 今回の研究は、理研の産業連携部イノベーション推進センター高効率紫外線LED研究チームの椿健治チームリーダーや高野隆好研究員、美濃卓哉研究員、阪井淳研究員、野口憲路研究員、及び平山量子光素子研究室の平山秀樹主任研究員らが共同で行った。 深紫外LEDは発光波長が200~350nmで、殺菌や浄水、空気清浄、さらには樹脂硬化、印刷などの用途において、その応用が期待されている。しかし、これまでの深紫外LEDは光取り出し

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    neco22b 2017/03/01
  • 正体不明のチップを解析して見えた、“オールChina”の時代

    前回取り上げた中国DJIのドローン「Phantom 4」の追加情報を掲載する。前回報告したように、Phantom 4には実に78個もの半導体チップが搭載されている(リモートコントローラーを含む)。78個のうち、多くのチップは欧米製あるいは中国製だ。分解しただけでも、おおむねのチップ構成は分かるが、実際には正体不明のチップも少なくない。 図1はPhantom 4に搭載されている、“正体不明”のチップの1例である。Phantom 4に搭載されているチップのうち、おおよそ15%は、パッケージからチップの素性や中身を知ることができない。チップ表面をレーザーで削り取ったもの、マークを刻印していないもの、べったりと樹脂で覆われていて型名を読み取れないものなど、不明な理由はさまざまだ。 2015年以降、このような型名を読み取れないチップが急激に増えてきた。理由はいくつか考えられる。1つは、チップの素性を

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    neco22b 2017/01/14
  • フロントガラス全面がHUDに、発光膜を挟むだけ

    積水化学工業は「第8回 国際カーエレクトロニクス技術展」で、自動車のフロントガラスに搭載する自発光中間膜を展示した。レーザーを当ててコンテンツを表示することで、フロントガラス全面をヘッドアップディスプレイ(HUD)として活用できるようになる。 積水化学工業は「第8回 国際カーエレクトロニクス技術展」(2016年1月13~15日、東京ビッグサイト)で、自動車のフロントガラス向けに、自発光する中間膜を参考展示した。この中間膜をフロントガラスの間に挟むことで、フロントガラス全面をヘッドアップディスプレイ(HUD)に変えることができる。中間膜の厚さは1mm以下。2018年の販売を予定しているという。 中間膜には、発光材料が溶け込んでいる。小型のプロジェクタで特定の波長のレーザーを当てると発光する仕組みだ。表示するコンテンツとしては、速度や車線キープの他、前方に人がいる場合のアラートや、携帯電話に着

    フロントガラス全面がHUDに、発光膜を挟むだけ
  • 量子の非局所性の厳密検証に成功――新方式の量子コンピュータにも道

    量子の非局所性の厳密検証に成功――新方式の量子コンピュータにも道:アインシュタイン提唱の「物理学の100年論争」が決着!(1/3 ページ) 東京大学 教授の古澤明氏らの研究チームは2015年3月、約100年前にアインシュタインが提唱した「量子(光子)の非局所性」を世界で初めて厳密に検証したと発表した。検証に用いた技術は、「新方式の超高速量子暗号や超高効率量子コンピュータへの応用が可能」(古澤氏)とする。 東京大学 教授の古澤明氏らの研究チームは2015年3月24日、約100年前にアインシュタインが提唱した「量子(光子)の非局所性」を世界で初めて厳密に検証したと発表した。検証に用いた技術は、「新方式の超高速量子暗号や超高効率量子コンピュータへの応用が可能」(古澤氏)とする。なお、この研究成果は、英国の科学雑誌「Nature Communications」(2015年3月24日[現地時間]オン

    量子の非局所性の厳密検証に成功――新方式の量子コンピュータにも道
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    neco22b 2015/04/29
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  • “世界最小”の電子部品を各社展示、肉眼で見えにくいほど小さい0201品も

    “世界最小”の電子部品を各社展示、肉眼で見えにくいほど小さい0201品も:CEATEC 2012(1/2 ページ) スマートフォンやタブレット端末に代表されるモバイル機器は多機能化や無線周波数帯のマルチバンド化が継続しており、筐体の限られた容積の中にそれらを詰め込むため、電子部品には引き続き小型化が強く求められている。それに応えるべく、寸法が0.2×0.1mm程度と極めて小さい抵抗やインダクタ、コンデンサがお目見えした。 受動部品やディスクリート半導体、水晶発振器などを手掛ける電子部品各社は、「CEATEC JAPAN 2012」(2012年10月2~6日、幕張メッセ)で、“世界最小”をうたう超小型品をこぞって展示した。スマートフォンやタブレット端末に代表されるモバイル機器は多機能化や無線周波数帯のマルチバンド化が継続しており、筐体の限られた容積の中にそれらを詰め込むため、電子部品には引き

    “世界最小”の電子部品を各社展示、肉眼で見えにくいほど小さい0201品も