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ブックマーク / sorae.info (24)

  • 視力検査の "C" のような土星の環【今日の宇宙画像】

    こちらは、soraeが2020年9月22日の記事内で紹介した『カッシーニが撮影した土星の環』です。この画像は、土星探査機「カッシーニ」に搭載されている広角カメラで2007年1月21日に撮影されました。一度に土星全体を撮影したわけではなく、45分かけて撮影した27枚の画像を組み合わせたものです。 アルファベットの「C」のようにも見えるこちらの画像は、土星探査機「カッシーニ(Cassini)」が撮影した土星の環です。視力検査で使われるランドルト環のように環が途切れているように見えるのは、来なら中央に写っているはずの土星体の影が落ちているから。環の撮影が優先されたこちらの画像では、露出オーバーの土星体が画像処理の過程で削除されています。 (元記事より引用)

    視力検査の "C" のような土星の環【今日の宇宙画像】
    neco22b
    neco22b 2024/04/19
    C
  • 直径約13億光年の巨大構造物「ビッグ・リング」を発見 宇宙原理に反する構造か

    私たちの宇宙について、広い目線で見れば天体や物質の分布が均質であるという「宇宙原理」が広く信じられています。しかし近年の観測では、宇宙原理に反すると思われる巨大構造物(宇宙の大規模構造)がいくつも見つかっています。 セントラル・ランカシャー大学のAlexia Lopez氏は、地球から約92億光年離れた位置(※)に、直径が約13億光年にも達する巨大構造物「ビッグ・リング(Big Ring)」を発見したと、アメリカ天文学会(AAS)の第243回会合の記者会見で発表しました。Lopez氏は2021年にも同様の巨大構造物である「ジャイアント・アーク(Giant Arc)」を発見していますが、両者は非常に近い位置と距離にあります。これは宇宙原理に疑問を呈する発見です。 ※…この記事における天体の距離は、光が進んだ宇宙空間が、宇宙の膨張によって引き延ばされたことを考慮した「共動距離」での値です。これに

    直径約13億光年の巨大構造物「ビッグ・リング」を発見 宇宙原理に反する構造か
  • 長い夜が明けて着陸機と探査車は応答せず インド月探査「チャンドラヤーン3号」続報

    インド宇宙研究機関(ISRO)は現地時間9月22日、月探査ミッション「チャンドラヤーン3号(Chandrayaan-3)」のランダー(着陸機)とローバー(探査車)について、着陸地点の夜が明けた後に通信が確立できていないことを明らかにしました。【2023年9月27日11時】 【▲ チャンドラヤーン3号のローバー「Pragyan」に搭載されているカメラで2023年8月30日に撮影されたランダー「Vikram」(Credit: ISRO)】チャンドラヤーン3号はISROによる3回目の月探査ミッションです。探査機は月面に着陸するランダー「Vikram(ビクラム、ヴィクラム)」、ランダーに搭載されているローバー(探査車)「Pragyan(プラギャン)」、着陸前までの飛行を担う推進モジュールで構成されていて、ランダーには3基、ローバーには2基の観測装置が搭載されています。 【特集】インドの月探査ミッシ

    長い夜が明けて着陸機と探査車は応答せず インド月探査「チャンドラヤーン3号」続報
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    neco22b 2023/09/29
    “こうした極端な低温で動作するようには設計されていませんでした”もともと仕様外で動いたら棚ぼたぐらいの話だった?
  • ハワイ上空に出現した謎の渦巻模様 スペースXのロケットによる現象?

    【▲ 星空ライブカメラが2023年1月18日(ハワイ標準時)に捉えた夜空。中央左上に渦巻模様が出現している(Credit: 国立天文台, 朝日新聞)】こちらは、国立天文台と朝日新聞がハワイのマウナケア山で運用している「星空ライブカメラ」が現地時間2023年1月18日に捉えた夜空です。満点の星空を背景に、青白い輝きを放つ渦巻模様が画像の中央左上に写っています。まるで渦巻銀河のようですが、それにしては星々と比べて明るく、また見かけのサイズも大きすぎるように思えます。 関連:国立天文台と朝日新聞「星空ライブカメラ」配信協定。格運用へ(2022年9月14日) 星空ライブカメラは国立天文台ハワイ観測所の「すばる望遠鏡」のドーム外部に取り付けられている高感度カメラで、2021年4月からライブ配信が行われています(試験配信期間を含む)。次の動画では2023年1月18日未明のライブ配信の映像が抜粋されて

    ハワイ上空に出現した謎の渦巻模様 スペースXのロケットによる現象?
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    neco22b 2023/01/29
  • アポロからアルテミスへ。半世紀の時を隔てた「サターンV」と「SLS」の姿

    【▲ ケネディ宇宙センターのロケット組立棟で撮影された「サターンV」(左)と「SLS」(右)(Credit: NASA/Glenn Benson)】2つのロケットの写真が並べられたこちらの画像、左側に写っているのは有名な「サターンV」ロケット、右側に写っているのは近いうちに初飛行を迎える予定の「SLS(スペースローンチシステム)」です。写真はどちらもアメリカ航空宇宙局(NASA)ケネディ宇宙センターのロケット組立棟(VAB)で撮影されました。 サターンVは半世紀前のアポロ計画で使われたロケット(全長110m)です。写真の機体はサターンVの初飛行となった無人の「アポロ4号」(1967年11月9日打ち上げ)に使われました。いっぽう、SLSは現在NASAが開発中の新型ロケット(写真のブロック1は全長98m)で、半世紀ぶりの有人月面探査を行うアルテミス計画などで使われる予定です。 【▲ VABから

    アポロからアルテミスへ。半世紀の時を隔てた「サターンV」と「SLS」の姿
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    neco22b 2022/03/30
  • 人類史上初「太陽の大気」に突入! NASA探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」

    【▲太陽に接近するNASAの太陽探査機パーカー・ソーラー・プローブのイメージ図(Credit: NASA/Johns Hopkins APL/Steve Gribben)】NASAは2021年12月15日、NASAの太陽探査機パーカー・ソーラー・プローブ(Parker Solar Probe)が、2021年4月28日、8回目のフライバイにおいて、人類史上初めて太陽の上層大気、いわゆるコロナに突入したことを確認したと発表しました。パーカー・ソーラー・プローブは、2018年に打ち上げられ、太陽の磁場の構造やコロナと太陽風の加速の関係などの調査を目的としています。 太陽の大気の上層部はコロナと呼ばれています。その温度は100万℃以上にも達します。 このコロナは太陽の重力と磁場によって保持されています。そのため、太陽からある程度離れると、太陽の重力と磁場が弱まり、高温による圧力のために、宇宙空間に

    人類史上初「太陽の大気」に突入! NASA探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」
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    neco22b 2022/01/13
  • 世界最大翼長のロケット打ち上げ機「ストラトローンチ」、滑走路の自力移動に成功

    マイクロソフトの共同創立者ことポール・アレンが率いるストラトローンチ・システムズ社は、モハベ砂漠にて世界最大のロケット打ち上げ用航空機「ストラトローンチ(Stratolaunch)」のタクシーテスト(自力での移動)に成功したと発表しました。 ストラトローンチは翼幅が約120mと世界最大の航空機となります。機体重量は約23万kgで、最大離陸重量は約59万kg。ボーイング 747のエンジンを6つ搭載し、機体には28個の車輪が取り付けられているのです。 そして計画では、機体にロケットを搭載して上空へと飛び立ち、空中からロケットを打ち上げます。すでにオービタルATKと「ペガサスXL」ロケットの打ち上げ契約を結んでいると報じられており、2019年には初飛行を予定しています。 そしてストラトローンチには、安価な小型衛星の打ち上げ手段としての今後が期待されているのです。 Image Credit: ST

    世界最大翼長のロケット打ち上げ機「ストラトローンチ」、滑走路の自力移動に成功
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    neco22b 2021/09/01
  • アストラ、Rocket3.3の打ち上げ失敗 発射直後に機体が傾く

    米民間宇宙企業アストラ・スペース社は、日時間8月29日午前7時35分に、Rocket3.3(LV0006)の打ち上げを行いました。 打ち上げ後1分もたたずに、5つのメインエンジンのうちの1つが停止。上昇を開始したものの、2分30秒後にエンジンを停止させたということです。機体は高度約50kmに到達し、打ち上げ施設から離れた海域へ落下したものと見られます。なお、飛行データの取得には成功しており、今後の改善などに生かされる見込みです。 【▲ Astra rocket3.3の打ち上げの瞬間。この時点で機体が傾いている(Credit: NASASpaceflight.com)】アストラ社が開発した小型ロケット「Rocket3.3」は、アメリカ・アラスカ州コディアクにある太平洋宇宙港PSCAから打ち上げられました。通常ロケットはエンジン点火後、機体が上昇するはずです。しかし今回のミッションでは機体が

    アストラ、Rocket3.3の打ち上げ失敗 発射直後に機体が傾く
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    neco22b 2021/09/01
  • 全長120m! スペースXのスターシップ試験機がブースターに搭載される

    【▲ スーパーヘビー試験機「BN4」に搭載されたスターシップ試験機「SN20」。イーロン・マスク氏のツイートより(Credit: SpaceX/Elon Musk)】日時間2021年8月6日22時頃、スペースXはテキサス州ボカチカの同社施設「スターベース」において、開発中の大型宇宙船「スターシップ(Starship)」の無人試験機「SN20」を、スターシップの軌道飛行時に用いられるブースター「スーパーヘビー(Super Heavy)」の試験機「BN4」に初めて搭載しました。スーパーヘビーを含むスターシップの全長は120mで、これはアポロ計画で使われた「サターンV」ロケットの全長110.6mを上回ります。 スターシップは全長50m、直径9mの再利用型宇宙船です。全長70mのスーパーヘビーと組み合わせることで旅客輸送用のクルー型なら100名を、貨物輸送用のカーゴ型なら100トンのペイロード(

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    neco22b 2021/08/08
  • 中国のロケット「長征5号B」コアステージ間もなく落下の見込み、独自の宇宙ステーション建設に使用

    【▲ コアモジュール「天和」を搭載して文昌衛星発射センターから打ち上げられた「長征5号B」(Credit: CNSA)】日時間2021年4月29日、中国は独自の宇宙ステーション「天宮」の建設に向けてコアモジュール「天和」の打ち上げを実施しました。この打ち上げに使われたロケット「長征5号B」のコアステージが、5月8日~10日にかけて大気圏に再突入する可能性が報じられています。 ロシアの国営宇宙企業ロスコスモスは5月4日、ロシア国内の専門家による予測として、天和モジュールを打ち上げた長征5号Bコアステージが日時間5月8日10時~5月10日5時のいずれかのタイミングで大気圏に再突入する見込みであり、再突入に備えてコアステージを追跡していることを明らかにしました。ロスコスモスの声明によると、長征5号Bのコアステージは全長33.2m、重量は約18トンで、5月4日の時点では高度326km×165k

    中国のロケット「長征5号B」コアステージ間もなく落下の見込み、独自の宇宙ステーション建設に使用
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    neco22b 2021/05/06
  • 長征5号Bのコアステージ、間もなく大気圏に再突入の見込み。一部が地上に落下する可能性も?

    打ち上げられる長征5号Bロケット(Credit: Tu Haichao/Xinhua)中国は5月5日に次世代宇宙船の試験機を長征5号Bロケットによって打ち上げましたが、そのコアステージが間もなく大気圏に再突入する見込みです。海外メディアのSpaceflight Nowは、天文学者のJonathan McDowell氏(ハーバード・スミソニアン天体物理学センター)の発言を引用する形で「1991年に落下した旧ソ連の宇宙ステーション『サリュート7』以来、制御されずに落下する物体としてはここ何十年かで最大」と報じています。 ■大半は燃え尽きるとみられるものの、一部が地上に落下する可能性も落下するコアステージは全長約30m、直径5mで、2基のYF-77ロケットエンジンを搭載しています。構造の大部分を占めている液体水素と液体酸素が充填されていたタンクは再突入時に燃え尽きるとみられるものの、密度が高いロ

    長征5号Bのコアステージ、間もなく大気圏に再突入の見込み。一部が地上に落下する可能性も?
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    neco22b 2021/05/05
    2020.05.11
  • 長征5号Bのコアステージは大西洋上で再突入、破片が地上に落下した可能性

    打ち上げられる長征5号Bロケット(Credit: Tu Haichao/Xinhua)中国が次世代宇宙船の試験機打ち上げに使用した長征5号Bロケット、そのコアステージが制御されないまま、日時間5月12日未明に大気圏へ再突入すると予測されていました。コアステージは大西洋上で再突入したことが米空軍によって確認されていますが、一部の破片が地上に落下した可能性が報じられています。 ■コートジボワールに物体が落下したとの報道米空軍で宇宙状況把握の任務にあたる18 Space Control Squadronは、長征5号Bのコアステージが日時間5月12日0時33分に大西洋上で大気圏に再突入したことを確認したと発表しました。天文学者のJonathan McDowell氏(ハーバード・スミソニアン天体物理学センター)は、コアステージが北緯20度・西経20度の地点で再突入したとツイートしています。 An

    長征5号Bのコアステージは大西洋上で再突入、破片が地上に落下した可能性
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    neco22b 2021/05/05
  • 木の年輪をもとに1000年分の太陽活動を連続復元した研究成果が発表される

    左:第24太陽活動周期の極大期を迎えた2014年4月の太陽。右:第25太陽活動周期の開始を告げる極小期を迎えた2019年12月の太陽(Credit: NASA/SDO)チューリッヒ工科大学のNicolas Brehm氏らの研究グループは、木の年輪に含まれている炭素の放射性同位体をもとに、10世紀から20世紀までの約1000年間に渡る太陽活動を再現することに成功したとする研究成果を発表しました。研究グループによると、現代社会を脅かしかねない強力な太陽フレアが従来の想定よりも頻繁に発生する可能性があるようです。 太陽の長期的な活動の変化は黒点の記録をもとに辿ることができ、およそ11年周期で変化する太陽活動周期の存在が明らかになっています。ただ、黒点の詳細な記録は望遠鏡が発明された17世紀以降の約400年間に限られていて、研究グループはそれ以前の太陽活動の変遷を再構築するのは困難だったと指摘しま

    木の年輪をもとに1000年分の太陽活動を連続復元した研究成果が発表される
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    neco22b 2021/01/29
  • “うお座”で共演する楕円銀河と渦巻銀河の輝き

    楕円銀河「NGC 474」(左上)と渦巻銀河「NGC 470」(右下)(Credit: ESO)何百億、何千億もの星々が集まっている銀河は、その形態で何種類かに分類されています。私たちが住む天の川銀河やお隣のアンドロメダ銀河(M31)は渦巻腕を持つ渦巻銀河や棒渦巻銀河に分類されていますが、銀河の種類には渦巻腕のように明確な構造が見られない楕円銀河やレンズ状銀河、星々が無秩序に集まっているように見える不規則銀河といったものもあります。 こちらは「うお座」の方向およそ1億光年先にある楕円銀河「NGC 474」(左上)と、渦巻銀河「NGC 470」(右下)の姿です。チリのパラナル天文台にあるヨーロッパ南天天文台(ESO)の「超大型望遠鏡(VLT)」によって撮影されました。地球からは楕円銀河に渦巻銀河という分類の異なる2つの銀河が隣り合うように見えており、その違いを比べやすくなっています。 星の年

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    neco22b 2021/01/04
  • 土星に近づく大迫力の動画。CGじゃなくカッシーニが見た本物の映像

    (In Saturn’s Rings公開のオリジナル動画:https://youtu.be/UgxWkOXcdZU) もし宇宙船に乗って土星に近づくことができたらどのように見えるのでしょうか? 土星探査機カッシーニは2004年に土星に到着するまでの間に数千枚、土星軌道に入ってからは10万枚以上の画像を撮影しました。それらのうち初期の画像の一部をもとに、映画でもよく見かける「IMAX」形式(IMAX社が開発した規格)で作られた動画が公開されています。作成したのは「In Saturn’s Rings」というプロジェクトです。 動画では土星だけではなく土星の衛星である「タイタン」、大きなクレーター(ハーシェル・クレーター)を持つ「ミマス」、そして厚い氷に覆われ、間欠泉がある「エンケラドス」も順に見ることができます。また、中盤ではカッシーニが土星の環の近くを横切るように移動していき、土星の環が非常

    土星に近づく大迫力の動画。CGじゃなくカッシーニが見た本物の映像
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    neco22b 2020/05/09
    解説なかったらCGと勘違いしそう。
  • 渦巻銀河「ESO 021-G004」の活動銀河核

    【今日の天体紹介:渦巻銀河ESO 021-G004】 この斜めに渦巻く天体は、カメレオン座の方向に約1億3千万光年に位置する「ESO 021-G004」と名付けられた渦巻銀河の姿で、2019年12月27日に公開されました。 この銀河は、活動銀河核(Active Galactic Nucleus:AGN)を持つ活動銀河に分類されます。活動銀河とは、明るい中心部分の狭い領域から強力な電波源を発している天体。そのエネルギー源は超大質量ブラックホールの存在が確実視されており、周囲の物質をべ尽くすまで強力な電波を放射し続けます。物質が枯渇した後は一般的な銀河や暗い活動銀河核(ライナー)に進化していくものと考えられています。 この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡の広視野カメラ3「WFC3」の可視光と赤外線波長を用いて撮影したデータを合成したものです。 Image: ESA/Hubble & NASA, D

    渦巻銀河「ESO 021-G004」の活動銀河核
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    neco22b 2019/12/30
  • ボイジャーが到達した「星間空間」との境界とは 徹底解説

    既報の通り、NASAの無人探査機「ボイジャー2号」の観測データを用いた論文5が、11月4日付で「Nature Astronomy」に掲載されました。 史上2番目に「星間空間」に到達したボイジャー2号のデータから、太陽圏と星間空間の境界がどのような様子なのか、新たな知識がもたらされています。 ボイジャーが越えたのは、星々の世界へ向かう途中に存在する「境界」太陽圏(Heliosphere)の模式図。青が末端衝撃波面(Termination Shock)、水色の縁がヘリオポーズ(Heliopause)、その間にある領域がヘリオシース(Heliosheath)(Credit: NASA/JPL-Caltech)太陽から日々放出されている太陽風(プラズマ)は、惑星の軌道を超えて外側へと広がっていき、星間物質(星々の間に広がる星間空間にあるガスや塵)に衝突して速度を落とします。衝突後の太陽風は減速し

    ボイジャーが到達した「星間空間」との境界とは 徹底解説
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    neco22b 2019/11/08
  • 小さな恒星に大きな惑星。予想外に巨大な太陽系外惑星が発見される

    赤色矮星を公転するガス惑星の想像図(Credit: University of Warwick/Mark Garlick)ドイツのマックス・プランク天文学研究所は9月26日、従来の理論では予想されていなかったサイズの太陽系外惑星が見つかったことを発表しました ■太陽と木星の比率より4倍も大きな系外惑星発見された系外惑星の名は「GJ 3512 b」。地球からおよそ30光年先、おおぐま座の方向にある恒星「GJ 3512」を204日周期で公転しています。 GJ 3512 bの質量は最低でも木星の約半分(およそ46パーセント)とみられていますが、予想外だったのは主星であるGJ 3512との重さの比率です。 GJ 3512は太陽よりも小さな「赤色矮星」に分類される恒星で、その質量は太陽の12パーセントしかありません。今回見つかった系外惑星GJ 3512 bは、主星であるGJ 3512の270分の1以

    小さな恒星に大きな惑星。予想外に巨大な太陽系外惑星が発見される
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    neco22b 2019/09/28
  • ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した土星の最新画像、衛星が巡る様子も

    9月12日、「ハッブル」宇宙望遠鏡の「広視野カメラ3(WFC3)」によって撮影された土星の最新画像が公開されました。太陽系でも唯一無二の大きな輪を持つ土星の姿が見事に写し出されています。 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した土星の最新画像■土星を巡る5つの衛星も動画で撮影今回撮影された画像は、2014年に始まった「OPAL(Outer Planet Atmospheres Legacy)」プログラムによって2019年6月20日に撮影されました。同プログラムでは今年8月に木星の最新画像が公開されている他に、2月にもポップキャンディーのような天王星の姿が公開されています。 7月10日に「衝」(しょう、地球の外側を公転する惑星などが地球に一番近付くタイミング)を迎える直前という比較的良好なタイミングで撮影されたということもあり、画像には輪の微細な構造がはっきりと写されています。北極域にはジェット気流によ

    ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した土星の最新画像、衛星が巡る様子も
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    neco22b 2019/09/13
  • 木星のコアは誕生直後に破壊され、今もその影響が続いている可能性が浮上

    米ライス大学は8月14日、およそ45億年前に誕生したばかりの木星のコアが巨大衝突によって破壊され、今もその状態が続いているとするShang-Fei Liu氏らの研究成果を発表しました。自然科学研究機構アストロバイオロジーセンターの堀安範氏も参加した研究内容は論文にまとめられ、同日付でNatureのオンライン版に掲載されています。 原始惑星と正面衝突した若き木星の想像図(Credit: K. Suda & Y. Akimoto/Mabuchi Design Office, courtesy of Astrobiology Center, Japan)■木星のコアは密度が低かった現在木星ではNASAの木星探査機「ジュノー」が周回探査を行っています。数多くのクローズアップ画像で私たちを驚かせてくれるジュノーですが、外からは見えない木星内部の構造を明らかにすることも重要な任務のひとつです。 ジュノ

    木星のコアは誕生直後に破壊され、今もその影響が続いている可能性が浮上
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    neco22b 2019/08/16