<ここ10年ほどでイギリス国内でもイングランド南東部に偏って人口が激増し、さまざまな問題を生んでいる。イギリスの誇る風光明媚な田園地帯まで、開発の波に襲われるかも> 以前にイギリス、特にイングランド南東部(僕が住む地域でもあり、ロンドンも含まれる)の人口増加について書いたことがある。今回はこのことについて詳しく説明してみたい。 僕が中等学校に通い始めたばかりの1981年、イギリスの人口について学んだことを覚えている。当時、イギリスの人口は5600万人で、うち4600万人がイングランドに住んでいるということだった。そしてこの数字は、僕が中等学校にいる間ずっと有効だった。イギリスの人口は僕が大学に入った1989年の時点で5700万人を少し超える程度だったからだ。そのうえ、僕が生まれてからずっと、イギリスの人口はいつでもかなり安定していた。1971年の時点でも5600万人だったのだ。 現在、イギ
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