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ブックマーク / blog.livedoor.jp/science_q (7)

  • 長生きは遺伝する(Inheritable)けど遺伝(Genetic)じゃない - サイエンスあれこれ

    2011年11月30日 04:04 カテゴリサイエンス最前線 長生きは遺伝する(Inheritable)けど遺伝(Genetic)じゃない Posted by science_q No Comments No Trackbacks Tweet 「遺伝するけど遺伝じゃない」、日語で書くと変な表現ですが、英語だと同じ「遺伝」にそれぞれ別の単語が対応して、表題にあるよう一応意味は通ります。その意味はというと、長生きは、親から子へと伝わるけれど、それはいわゆる遺伝子を介した遺伝ではないという意味です。今回ご紹介する米スタンフォード大学のEric L. Greer氏らは,長生きに関するこの不思議な現象を発見し、Nature誌の11月17日号に発表しました。一般的に遺伝すると言えば、親の遺伝子を子が引き継ぐということですが、この遺伝子の引継ぎとは無関係に遺伝するというのは、一体どういうことなのでしょ

  • 爪で黒板を引っかく音はなぜ不快なのか〜全米音響学会報告 - サイエンスあれこれ

    2011年11月01日 10:33 カテゴリ科学と暮らし 爪で黒板を引っかく音はなぜ不快なのか〜全米音響学会報告 Posted by science_q No Trackbacks Tweet 爪で黒板を引っかく音や、フォークで皿を引っかく音、発泡スチロールをこすり合わせたときの音、どれも想像しただけでぞっとするという人は多いのではないでしょうか?でも不思議なことに、その理由を明確に説明できた研究はこれまでありませんでした。今週から米・サンディエゴで開催される、全米音響学会大会において、独・マクロメディア大学のMichael Oehler氏とオーストリア・ウィーン大学のChristoph Reuter氏が、その謎を解明するようです。 今回は、Science誌のニュースサイトScienceNOWに10月28日付で掲載された、下記参考資料を元に、一足先にその内容をご紹介します。氏らはまず、これ

    neko73
    neko73 2011/11/01
    "思い込みで、脳はだませても、身体は正直に反応していたというわけです。"面白いなー。
  • 学術論文に査読は必要か? - サイエンスあれこれ

    2010年10月12日 03:19 カテゴリ科学コミュニケーション 学術論文に査読は必要か? Posted by science_q No Trackbacks Tweet 先週号のPNAS(米国科学アカデミー紀要)で、Linda B. Buck(リンダ・バック)の2005年の論文が取り下げら れたことを知りました(購読無料)。理由は明快、再現性が取れなかったというものです。リンダ・バックとは、におい受容体の発見で2004年のノーベル生 理学・医学賞を、師匠でもあるリチャード・アクセルとともに受賞した、超一級の研究者です。これだけ大物だと、何人もの共著者からなる論文の取り(責任著 者)を務めることもあるので、名前だけとは言わないまでも、実質的にはほとんど関与していない論文かと思いきや、著者は彼女を含めたったの3人です。どう してこういうことが起こるのか?それには、もちろん絶えず論文による成

  • 超合金の作り方 - サイエンスあれこれ

    2010年09月23日 11:01 カテゴリサイエンス最前線 超合金の作り方 Posted by science_q No Comments No Trackbacks Tweet 超合金という言葉にどこかなつかしさを覚えるのは、日ではアラフォー世代かもしれませんが、この言葉の語源ともなったアニメ『マジンガーZ』 は、ヨーロッパではアラサー世代がよく見ていたそうです。日人同士だと同世代の間でしか共感し合えないアニメ話ですが、ヨーロッパ人とは違う世代と共感 できることに、何か不思議な感じがしたものです。もっとも今では、翻訳マンガのおかげで、ほぼリアルタイムで日のマンガを楽しむことができるそうです が。おっと、話が大きく脱線しそうになりましが、『マジンガーZ』の中でも、軽くて強い金属として登場するこの超合金。この「軽く」と「強い」を両立させるのは、なかなか難しいのだそうです。アルミニウ

    neko73
    neko73 2010/09/27
    加工方法によって合金の強さが3倍に。面白いなぁ。
  • ハマダラカがマラリアにかからないのはなぜ? - サイエンスあれこれ

    2010年09月16日 06:36 カテゴリサイエンス最前線〜医薬 ハマダラカがマラリアにかからないのはなぜ? Posted by science_q Tweet マラリアと いう病気がハマダラカという蚊の媒介する原虫によって引き起こされることはよく知られていますが、意外に知られていないのが、マラリアの中間宿主はヒトで あり、蚊は最終宿主だという点です。マラリア原虫はハマダラカの体内でしか有性生殖できず、さらにそこで無性生殖も行い、約1万倍に増えると言われていま す。では、なぜハマダラカはマラリアで死なないのでしょうか?実は、ハマダラカの中にも感染で死んでしまうものもいるそうで、正確にはほとんど死なないと 言ったほうが正しいでしょう。いずれにせよ、ハマダラカの体内では、マラリア原虫の増殖を制御している何らかのメカニズムがあるのは確かなようで、それが 何なのか今までよくわかっていませんでした

    neko73
    neko73 2010/09/27
    蚊には人間と違う形で感染を防ぐ機構が。
  • 金を精製する細菌 - サイエンスあれこれ

    2010年09月07日 02:57 カテゴリサイエンス最前線〜動物・植物・微生物 金を精製する細菌 Posted by science_q Tweet 1回お休みしておきながら、再び似たような題材だと飽きられてしまうかもしれませんが、金の魅力(写真)に惑わされ、ついついここでご紹介したくなりました。皆さんはバイオフィルムと いう言葉をご存知でしたか?これは、細菌が細胞外に分泌した多糖類からなるシート状の構造体で菌膜とも呼ばれています。バイオフィルムで覆われた内部は、 外部の環境変化や化学物質から守られるため、生息密度の高いコロニーが形成され、それが成長することでキノコ型の巨大で立体的なコロニーが形成されること もあると言います。身近な例を挙げれば、歯垢や台所のヌメリなどがバイオフィルムの一種です。オー ストラリアのクイーンズランド金鉱床で発見されたバイオフィルムは、何と黄金でできていたそう

    neko73
    neko73 2010/09/07
    細菌の働きで純度の高い金が…
  • ホライモリの長寿が証明された - サイエンスあれこれ

    2010年08月07日 18:25 カテゴリサイエンス最前線 ホライモリの長寿が証明された Posted by science_q No Comments No Trackbacks Tweet ホライモリ(写 真)は、現在ヨーロッパの限られた地域の洞窟にしか生息が確認されていない希少なイモリの一種で、国際自然保護連合(IUCN)策定のレッドリストでは絶 滅危惧II種に分類され、EU生息地指令によって厳重に保護されているそうです。そのためか、これまでその寿命が80年とも100年とも言われてきました が、誰も確かめた人はいませんでした。しかし、今回、Biology Lettersの7月21日付けオンライン速報版に掲載された論文によって初めて明らかになったところによると、最大寿命で100歳以上、平均寿命は68.5歳にもなるそうです。通常脊椎動物では、天敵の有無、体の大きさ、基礎代謝量、抗酸化能

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