HPVワクチンの、いろいろな意味での盛り上がり(英語ではフィーバー)は、導入して1―2年のところで経験している国がいくつかあります。 この盛り上がり、「がんを予防するんだぜ、すごいね」「ぜひ皆に提供を」という興奮や製薬会社ベースの熱心な販売活動と、その対極にある「不妊になる」「人口削減だ」「陰謀だ」といった(よくある)反対活動の2つの側面があり、日本でも経験しています。 例としては、、、前者の場合は、新聞の社説や議員のアドボケイト活動としておこなわれた、「自治体によって補助が無いことは問題だ。格差をなくせ。」という啓発。メディアはいつになく熱くこのワクチンをもちあげていました。 (歴史の語り部世代には違和感さえもたれるほどに) 後者は、主にネットでの匿名での語りや、宗教団体によるものが目立ちました。これはまあ、今にはじまったことではありません。 導入後の関心の高い時期におこる有害事象への反