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ブックマーク / www.chem-station.com (9)

  • ライバルのラボで大発見!そのときあなたはどうする? | Chem-Station (ケムステ)

    一般的な話題 ライバルのラボで大発見!そのときあなたはどうする? 2013/4/10 一般的な話題, 化学者のつぶやき オリジナリティ, ブレイクスルー, 大発見 コメント: 0 投稿者: みねちゃん 2013年×月×日、隣の大学のX研究室で大発見がありました。 なんでも溶液を、ある金属の表面を流しながら反応させると、簡単に光学活性中心を導入できるというのです。 表面そのものが触媒として働くので他の触媒は必要なし、副反応もほとんど無し、触媒の分離すら要らないというんですから優れものです。 この発想はこれまで世界には無く、有用で、しかも全く新しい反応で多様な応用展開も期待できることには間違いありません。 X教授はこの手法を「表面フローキラル化法」と名付けました。 我らがP研究室の三代前の教授は、金属触媒の大家であり、P研を出たOBは企業・アカデミア共に沢山います。またP研の助教は馬力があり、

  • ナノグラムの油状試料もなんのその!結晶に封じて分子構造を一発解析! | Chem-Station (ケムステ)

    化学者のつぶやき ナノグラムの油状試料もなんのその!結晶に封じて分子構造を一発解析! 2013/3/28 化学者のつぶやき, 論文 投稿者: cosine 深夜、化学者なら誰でも妄想にふけることがあるでしょう。 「すべての分子の構造が目で見えたらなあ…」 もう少し、”リアルな妄想”でいえば、 「なんでも試料を結晶化出来る方法がないかなあ…」 目で見えるのはこれやこれなどいくつか報告されていますが、まだまだ実用的ではありません。しかし、後に述べますが、”きれいな単結晶”さえ作れれば理論的にはすべての分子を「目で見る」かのごとく扱うことができます。 さて日、そんな妄想を実用的にするような、化学界に歴史的インパクトを与えるやも知れぬ驚愕の研究成果が、東大工学部の藤田誠・猪熊泰英らによってNature誌に報告されました。 X-ray analysis on the nanogram–microg

    neko73
    neko73 2013/03/28
    分子の網ですくったら綺麗に並んでくれるという感じか。
  • ダイヤモンドは砕けない | Chem-Station (ケムステ)

    4月の誕生石 ダイヤモンド 世界一硬い物質としてダイヤモンドは知られ、他の物質では歯が立たず、そのためダイヤモンドはダイヤモンド自体でもって磨かれます。なんという発想の転換、子どもの頃それを聞いて驚いたものです。4月になりましたので誕生石にちなんで、ダイヤモンドがなぜ磨けるのか、分子動力学のシミュレーション結果を紹介したいと思います。ただ単に、硬いもの同士で砕かれていたというわけではないようですよ。物理変化だけではなく、ダイヤモンドの研磨に潜んでいた化学反応とはいったい? 永遠の絆の象徴として、宝飾品でおなじみのダイヤモンド。ずば抜けて高い屈折率を持ち、電気は通さないものの熱はよく通し、ひっかき傷に対する硬さではナンバーワン。炭素の単体として知られ、産業界でも重要な材料です。 硬いダイヤモンドを「磨く」というのだから、変化はやはりダイヤモンドの表面で起きています。研磨にともなう変化の舞台と

    neko73
    neko73 2012/04/05
    "磨かれるとダイヤモンドは表面だけ燃えていた"ダイヤ同士で擦ると減っちゃうんだなー。
  • 現代の錬金術?―ウンコからグラフェンをつくった話― | Chem-Station (ケムステ)

    化学者のつぶやき 現代の錬金術?―ウンコからグラフェンをつくった話― 2011/8/14 化学者のつぶやき, 論文 グラフェン, ジョーク, ネタ, 合成 投稿者: cosine 今回は小ネタを一つ。タイトルだけ見ると「なんじゃそりゃぁああ!」ですが、レッキとした先端研究の一つというのだから驚き。 当該論文はこれ↓ ”Growth of Graphene from Food, Insects, and Waste.” Ruan, G.; Sun, Z.; Peng, Z.; Tour, J. M. ACS Nano 2011, 5, 7601. doi:10.1021/nn202625c この研究を指揮したJames Tour教授は、ナノテクノロジー領域の先端で活躍する現役の研究者。しかし先端研究の傍らで、ナノプシャンとかナノカーなどといった遊び心満載な物体を合成することも忘れない、ユーモ

    neko73
    neko73 2011/08/19
    "「グラフェンの原料になる炭素源は別に純粋なものじゃなくてもいーんだよ」ってことを実証しただけなんですが、「ふーんなるほどね」でオシマイにさせないあたり、Tour教授はやはり非凡ですね。"メディア戦略?
  • プラスマイナスエーテル!? | Chem-Station (ケムステ)

    はじめのエントリーとして何を書くか迷いましたが、別に迷う必要もなく、好きなことを書けばよいと思ったので、適当な話題を書いていこうと思います。 今日は隣のベンチのドイツ人がエーテルのにおいを嗅いで(よい子はまねをしてはいけません。)、sweet!!と喜んでいたので(別に怪しげな人ではありません。)、そんなに好きなのか?と聞いたら、ああ、いいねぇ~でもプラスマイナスエーテルの方がいいにおいだよ!っと言われました。 プラスマイナスエーテルってなに?頭の中に、ラセミ体のエーテル、つまり(±)-なんちゃらエーテルが思い浮かびました(苦笑)。適当に流そうかと思いましたがナニソレ?って聞いたら、構造を書いてくれました。 おお!!確かにプラスマイナスエーテルだ!普通に日でも言うのかもしれませんが(汗)。 ちなみに名はMethyl-tert-butylether。略してMTBEといいます。いまはつかわら

  • ちょっとした悩み | Chem-Station (ケムステ)

    周りに日人がいないので、なかなかいう機会がないのですが、最近の悩みの1つに共同研究者のD君(博士2年)があります。とってもいいやつでいつもディスカッションしているのだが、1つだけ大きな問題が。 彼は原料合成を全くしないのです。 天然物合成を行う場合、最も先に進んでいる化合物に対して次の反応を進めるために、様々な検討を行いながら、裏でその原料を合成するというのが通例です。ボスに対して「今原料合成をしています。」とは合成化学者としていいたくありません。なので、最先端の化合物がなくなる前に、隠れて(別に悪いことではないですが)原料を合成して、原料を切らせないようにするべきなのです。 今、彼が自分のルートがなくなってしまったので、私のルートを手伝ってもらっているわけですが、彼は最先端の反応しかやりたがらず、私と違う条件でその化合物の反応をせっせとかけています。実は彼は他の人の最先端の反応もしかけ

  • ゲームプレイヤーがNatureの論文をゲット!? | Chem-Station (ケムステ)

    一般的な話題 ゲームプレイヤーがNatureの論文をゲット!? 2010/9/6 一般的な話題, 化学者のつぶやき, 論文 Nature, ゲーミフィケーション, タンパク質, ヒューリスティクス, 分散コンピューティング, 構造生物学 投稿者: cosine 少し前の話題ですが、あまり取り上げられてないようなんでご紹介します。 研究に関わったことがあれば名を知らぬ者はいない、世界最高峰たるジャーナル・Nature。 「一生に一度は自分の名前を載せたい」と誰もが掲載目標に据える雑誌の一つです。 しかしそんなことに一生懸命な研究者をすっとばし、なんとゲームで遊んでいただけの輩がNatureに載ってしまったという、前代未聞の事態が起きてしまいました。 こんな異例な事態が見られたのはこの論文(Nature 2010, 466, 756.)。 著者欄を見ると、おお確かに、最後になんか見慣れない感じ

    neko73
    neko73 2010/09/07
    すげぇw分子構造ネタのオンラインゲームなんてあるんだw
  • 抗生物質の話 | Chem-Station (ケムステ)

    <A君の日常:とある一コマ> 「ゲホゲホ、風邪ひいた…病院行って薬もらわなきゃー」 …………病院からの帰り道…………… 「栄養とって休養しろ、か。まあいつも言われることだけど」 「いろいろ薬もらったなあ…これは解熱剤で…これは抗生物質かぁ」 「そういや抗生物質って菌を直接殺す薬だって聞いたことあるなぁ」 「人間には影響ないのかなあ。菌が死ぬんだったら人間には毒じゃないのかな?」 「あれ、そういや風邪ってウィルスが原因で起きるんじゃなかったっけ?」 「ウィルスと菌は違うって学校で習ったぞ。ウィルスにも抗生物質って効くのかな?」 「ウィルスに効かないんだったら、飲んでも風邪は治らないんじゃないかなぁ…」 …みなさんはA君と同じような疑問をもったことはありませんか?え、無い?うーんそうですか…ちなみに私はあるんです。 「薬」は誰もが日常的に触れる最も身近な化学製品です。それがある日突然に、「もの

  • 科学史上最悪のスキャンダル?! "Climategate" - 化学者のつぶやき - Chem-Station

    一般的な話題 科学史上最悪のスキャンダル?! “Climategate” 2009/12/7 一般的な話題, 化学者のつぶやき, 日常から Climategate, クライメイトゲート, 二酸化炭素, 京都議定書, 国連機構変動枠組条約会議, 温暖化, COP15 投稿者: StarryNight 既に海外のメディアでは大きく取り上げられており、日でも数々のサイトで取り上げられていることなのでご存知の方も多いかと思いますが、去る11月に起きた、「Climategate事件」についてのつぶやきです。(*筆者が尊敬する科学者H.M氏より情報提供・ご協力を得ての執筆です) 長いので先に簡単にまとめると、 ・地球温暖化に関する大御所研究者のこれまでのデータとemail等が流出 ・そのデータから、研究の不正・印象操作が発覚(地球温暖化はCO2が主要因ではない&そもそも温暖化してない?!) とのこと

    neko73
    neko73 2009/12/11
    Wikipedia見ただけでデータの間違いが誤差範囲の話とわかるってのに…
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