くまにちコム 2012年03月29日 「スポーツ現場のセクハラ 女子選手に目立つ寛容」 女子選手は男性指導者のセクハラ行為に寛容−。こんな調査結果が、熊本大でこのほど開かれた第21回日本スポーツ社会学会で発表された。県内でも後を絶たないセクハラ事件の背景について研究者は、「一般社会と懸け離れた考えが醸成されている可能性がある」と、選手側に人権意識が十分に根付かない環境を問題視する。 (後略) 記事で紹介されている研究も―報道されていることから判断する限り―尊重すべき問題意識にもとづくものであろうし、その研究を紹介した報道にも敬意を表したいと思うのだが、どうにもひっかかるところがある。具体的には「女子選手は男性指導者のセクハラ行為に寛容」であるとか「セクハラ被害は小中学生時代から受ける可能性もあり、早くから選手側へ人権意識を育む必要がある」といった表現。本来許容すべきでないことまで許容するの