ドーハ/ワシントン(CNN) 米当局者や情報筋によると、イランで拘束されていた米国人5人が18日、解放され、カタール首都ドーハを経由するルートで米国への帰国の途に就いた。 解放された全員が不当な拘束と認定されていた人物。米政府によるイランの資金60億ドル(約8860億円)の凍結解除を含む幅広い取引の一部として解放が実施された。 解放された5人のうち3人はエマド・シャルギ氏、モラド・ターバズ氏、シアマク・ナマジ氏。残り2人の氏名は不明。 バイデン政権高官によると、イランから出国できなくなっていたナマジ氏の母親とターバズ氏の母親も同じ便に乗ってイランを出国したという。 この高官によれば、解放された人々を乗せたカタール政府のジェット機は現地時間の18日午後にイラン首都テヘランからドーハに向けて出発。今後は米ワシントンに飛び、家族との再会が実現する。
![イランで拘束の米国人5人解放、帰国の途に 米がイランの資金60億ドルの凍結解除](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d2b32c4eb70d8aa9c89430711f689db5256a8180/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.cnn.co.jp%2Fstorage%2F2023%2F09%2F19%2F1afd4f141834cd37a9646f28c46170d0%2Firan-prisoner-release-doha-super-169.jpg)