最新12月号に掲載された第7話は、主人公である立花投馬が、妹の音美のため、黙々と、苦手なあることに取り組みます。野球の試合もありますが、立花家を中心としたエピソードがメインなので、今回も、世界観を共有する『タッチ』のキャラクターは、登場しませんでした。 まあ、そんな気はしていたんですよね。 先週発売された、『ダ・ヴィンチ』12月号のあだち充特集で、「今のところ、先のことは何も考えてないんだけどね」という、あだち充本人のコメントを読んでいたので。 41ページものボリュームのあだち充大特集。 メインは「あだち充独占2万字インタビュー」です。 しっかり者の母親と、「だらしない、ただの酔っ払い」だった父親の姿を見ながら育った幼少期。 三歳年上の兄・勉の影響で伝説のマンガ雑誌『COM』の常連投稿者となり、マンガ漬けだった高校時代。 19歳でマンガ家デビューしたものの、「自分にはどうしても描きたいもの