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ブックマーク / www.kahoku.co.jp (5)

  • パクチーは甘くなかった 輸送中にしおれ、独特の香り薄く…湯沢市の実証事業、作物の変更模索 | 河北新報オンラインニュース

    タイ、ベトナム料理などで近年人気の香草パクチーを温泉を利用して通年栽培し、首都圏に出荷する秋田県湯沢市の実証事業が芳しくない。長距離輸送中に鮮度が落ち、「企業版ふるさと納税」による事業への寄付金も昨年度はゼロと期待外れ。関係者はサンチュなどへの作目変更を模索している。 実証事業は2016年度から3年間、高収益が見込めるパクチーを栽培する取り組み。同市皆瀬のビニールハウス1棟には近くの小安峡温泉の源泉が引いてあり、冬期間の暖房や水耕液の温度調整に用いる。事業費は3年間で約1800万円。 実際に栽培を始めると、パクチーはハウス内の高い湿度に弱いことが判明。夏は約600キロ離れた東京への輸送中にしおれ、取引先から苦情が来た。 愛好者に好まれる独特の芳香が、水耕栽培で薄くなるのも誤算だった。昨年度の出荷額は46万円にとどまった。 企業版ふるさと納税は、自治体の地域活性化策に寄付した企業の税負担を軽

    パクチーは甘くなかった 輸送中にしおれ、独特の香り薄く…湯沢市の実証事業、作物の変更模索 | 河北新報オンラインニュース
  • <多賀城内館館跡>空撮で室町後期屋敷跡発見 | 河北新報オンラインニュース

    多賀城市南宮の内館館跡(うちだてたてあと)で、室町時代後期の堀に囲まれた屋敷跡が見つかった。発見の契機となったのが航空写真の分析で見つかった農地のクロップ(農作物)マーク。埋没している遺構の影響で農作物の成育に違いが出ており、その場所を調べるとマーク通りに堀の跡が見つかった。市教委は4日午後1時半から現地説明会を開く。  クロップマークは、JR東北線陸前山王駅から北西約1.5キロの水田で確認された。航空写真では、幅2~3メートルの二重の堀に囲まれた隣接する2区画の形がうっすらと浮き上がって見えた。  堀の内側にあった井戸跡などからは、漆器のわん、すり鉢型の土器、木製のげた、ひしゃくなどの生活用品が出土。柱を立てた穴も数カ所確認され、有力者の屋敷跡と推定された。  多賀城市西部は、鎌倉時代の陸奥国府留守所(るすどころ)の長官の子孫で、代々この地を治めた「留守氏」の屋敷跡がある。内館館跡は、室

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  • 河北新報 東北のニュース/福島第1原発1号機 燃料震災前破損70体 全体の4分の1

    福島第1原発1号機 燃料震災前破損70体 全体の4分の1 福島第1原発1号機の使用済み燃料プール内にある燃料棒70体が東日大震災前から損傷していたことが15日、分かった。プール内に保管されている使用済み燃料292体の4分の1に相当する。損傷した燃料棒を取り出す技術は確立しておらず、2017年にも始まる1号機の燃料取り出し計画や廃炉作業への影響が懸念される。  東京電力は、15日まで事実関係を公表してこなかった。同社は「国への報告は随時してきた」と説明している。  東電によると70体の燃料棒は、小さな穴が空いて放射性物質が漏れ出すなどトラブルが相次いだため、原子炉から取り出してプール内に別に保管していたという。  18日に燃料取り出しが始まる4号機プール内にも損傷した燃料棒が3体あり、東電は通常の取り出しが困難なため、対応を後回しにしている。  損傷した燃料棒は1、4号機プールのほかにも2

  • 河北新報 東北のニュース/“サッカーの聖地”無残 Jヴィレッジ報道陣に公開

    サッカーの聖地”無残 Jヴィレッジ報道陣に公開 舗装されて駐車場に姿を変えたグラウンド。右手は雑草の生い茂るグラウンドでヘリポートとして使われている=11日午後2時20 原発作業を終えてJヴィレッジに戻り、防護服や手袋を捨てる作業員=11日午後2時50分 原発から戻った車の放射線量を測る従事者。防護服とマスクを身に着けて作業に当たる。1日平均300台をさばくという=11日午後1時50分 福島第1原発事故の復旧作業の拠点に当たるJヴィレッジ(福島県楢葉町、広野町)が11日、報道機関に公開された。復旧作業に従事する約3000人の作業員が作業前後に立ち寄り、被ばく検査などを受ける中継基地になっている。原発事故後、Jヴィレッジが公開されるのは初めて。報道機関の一員として取材に参加し、復旧を後方で支える活動を見た。(福島総局・伊藤寿行、写真部・門田勲)  ホテル棟の前に巨大なテントが張られている。

  • 河北新報 東北のニュース/最後まで避難呼び掛け 不明の女性職員か遺体発見

    最後まで避難呼び掛け 不明の女性職員か遺体発見 東日大震災で壊滅的な被害を受けた宮城県南三陸町の職員で、最後まで防災無線で町民に避難を呼び掛け、行方不明になっていた遠藤未希さん(24)とみられる遺体が志津川湾で見つかった。  父清喜さん(56)や母美恵子さん(53)らによると、遺体は4月23日、志津川湾に浮かぶ荒島の北東約700メートルの地点で捜索隊が発見した。  両親や昨年7月に結婚した夫(24)が遺体を写真で確認し、左足首に巻かれているオレンジ色のミサンガや、右肩付近のあざなどの特徴が遠藤さんと一致したという。ミサンガは夫からのプレゼントだった。  家族は死亡診断書が届き、遺体が遠藤さん人と確定し次第、遺体を火葬し、葬儀を営む予定。  遠藤さんの実家も津波で被害を受けた。両親は避難所で暮らしながら、手掛かりを求めてがれきの街を捜し回り、遺体安置所の町総合体育館に通い続けた。  美恵

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