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2018年6月4日のブックマーク (6件)

  • 『脳男』 首藤瓜於 ~殺人因子による自我獲得を描いた問題作~【読書感想・あらすじ】

    連続爆弾犯のアジトで見つかった、心を持たない男・鈴木一郎。逮捕後、新たな爆弾の在処を警察に告げた、この男は共犯者なのか。男の精神鑑定を担当する医師・鷲谷真梨子は、彼の性を探ろうとするが……。そして、男が入院する病院に爆弾が仕掛けられた。全選考委員が絶賛した超絶の江戸川乱歩賞受賞作。 読みどころ 目的不明の連続爆破事件、感情を持たない男の隠された過去、人間の自我に迫る医学の世界。刑事、殺人者、精神科医が交錯する読み応えあるミステリ。 フィクションという手法により、感情の完全欠落状態から「殺人」という因子により自我獲得をした人間を描く試みは、自我とは意識とは何であるかの謎に深く斬り込む展開を見せる。 再読してみた 愛用している「読書メーター」で書を読んだ方の感想を偶然目にした。ずいぶんと前のことだが読んだ記憶はあるものの、まったくと言っていいほど内容を思い出すことができなかった。 一度見た

    『脳男』 首藤瓜於 ~殺人因子による自我獲得を描いた問題作~【読書感想・あらすじ】
    neputa
    neputa 2018/06/04
    読んだはずなのにまったく内容を覚えていなかった。見たものを完全に記憶する能力を持つ男が登場する話だが、わたしは一度見たものを完全に忘却する能力を持っている。
  • LGBTだけど正直放っておいてほしい。

    最近テレビとかでもよく取り上げられていて、見かけるようになったLGBTって言葉。 性的少数者とか、性的マイノリティ、変態、異常者、いろんな言葉で呼ばれてきたけど、正直なんでも良かった。 私はいわゆるレズビアンで、バイセクシュアルでもあるから…正確にはLGBTとやらからはまた違う存在かもしれないけれど、今の交際相手が女性なので一応その仲間に入っている。 まあ単刀直入に言うと、別に私は世界に受け入れられて欲しい訳ではない。私は、種の存続という観点から見れば十分な異常者だと自分で思っているからだ。 殆どの生物は、雌雄の後尾からしか新しい命を生み出すことは出来ない。人間もその例から漏れず、雌雄が営みをもってして初めて子を成すことが出来るのだ。それが種を絶やさずに存続するために必要だし、そうある生物なのだからそれが【正常】で、私のような、子を成すことが出来ない恋愛形態をしている人間を【異常】として人

    LGBTだけど正直放っておいてほしい。
    neputa
    neputa 2018/06/04
    「目を背けて見なかったことにしておいてくれたら」で済ませてくれない人達がいるから声をあげざるを得ない人もいるのだと思う。ただ否応なしに巻きこまれていく感じが不快というのも理解できる。
  • 人生相談:他人に興味が持てない=回答者・高橋源一郎 | 毎日新聞

    去年の夏ごろから、他人に全く興味が抱けなくなりました。仕事中は笑顔であいさつできるのですが、プライベートでは全く人としゃべろうと思わず、ほぼ1人で過ごしています。他人のささいな言動に腹を立ててしまうことも多くなりましたが、面倒なので注意もしません。自分がダメ人間だという自覚はあるものの、変えたいという気はそれほどありません。ただ、将来どうなるかが不安です。(33歳・男性) わたしが小説家になろうと思った最大の理由は、会社に勤めることが想像できなかったからです。もちろん、会社というものを、よく知っているわけではありませんでしたが。たくさんの人がいる場所で、いろいろ会話しなければならない、とするなら、そんなことはできそうにありませんでした。人々のする会話(もちろんわたしのものも)の99%は無駄で無意味です。わたしには、それに耐える自信がなかったのです。わたしが10年肉…

    人生相談:他人に興味が持てない=回答者・高橋源一郎 | 毎日新聞
    neputa
    neputa 2018/06/04
    "ほんとうに興味がないことにでも興味を持て、という、「世間」の方が異常だと思います。この世界では、「正常」とは、単に多数派であることを意味していることが多いのです"
  • 2,3番手を選ぶ人たちのチョイス

    コーラはペプシ 車は日産 スマートフォンはXperia こういうのほかにあるだろうか?

    2,3番手を選ぶ人たちのチョイス
    neputa
    neputa 2018/06/04
    いつも圏外のモノばかり選んでしまいます。
  • 中島らもと喋った話 - 製作日記

    中島らもと喋った話を書く。 18歳ぐらいの頃、生きている理由がなかったので、ライブのチケットを買って、そのライブに行くまでとりあえず生きる、ということをしていた。 それで、大阪心斎橋のサンホールだっけな、なにせ地下の店、そこで、当時片っ端から読んでいた中島らもと町田康が一緒にライブをするというので観に行った。 作家二人のジョイントライブだったからか、今思うと変な観客席だった。フロアの後ろ半分は椅子が出ていて、前半分は立ち見、でもそこで観客は全員体育座りをしていた。 中島らもは、60代にも10代後半にも見える、細い服を着たホームレスっぽい人で、優しそうだけどガラが悪そうだった。大所帯のバンドで、豚はキレイ好きだから嫌いだ、みたいな歌を歌っていた。 体育座りの客のテンションと、中島らもの存在感のギャップが変な感じだった。所在のなかった僕は、体育座り勢のすぐ後ろ、椅子席の真ん中に通っている通路の

    中島らもと喋った話 - 製作日記
    neputa
    neputa 2018/06/04
    その光景がありありと目に浮かぶ文章でした。
  • ウツギ 又の名を卯の花 - ururundoの雑記帳

    ウツギ/ウノハナ 小紫陽花が山肌に沿う様に咲くなら ウツギの樹形は行儀が悪い。 バッサバッサと枝を張る。 そして 小紫陽花が甘い香りを放つのに ウツギの香りは微かだ。 でも その枝にたわわに咲く白い花は 黄色の花粉をたっぷりとつけ 蜜蜂達は大喜びだ。 「あ、ウグイス」 小屋の向かいの山で未熟な声で鳴いた。 今年初めての元気な声。 うぐいすの声は 人の心を浮き浮きと楽しくさせる。 春の桜と同じだ。

    ウツギ 又の名を卯の花 - ururundoの雑記帳
    neputa
    neputa 2018/06/04
    「卯の花」と聞いてお腹が鳴った。朝ごはんがまだでした。白さが眩しいとっても可愛らしい花です。