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2024年2月29日のブックマーク (2件)

  • リレーショナル・データベースの世界

    序文 私の仕事は、DBエンジニアです。といっても別に望んでデータベースの世界へきたわけではなく、当初、私はこの分野が面白くありませんでした。「Web系は花形、データベースは日陰」という言葉も囁かれていました。今でも囁かれているかもしれません。 ですが、しばらくデータベースを触っているうちに、私はこの世界にとても興味深いテーマが多くあることを知りました。なぜもっと早く気づかなかったのか、後悔することしきりです。 もちろん、自分の不明が最大の原因ですが、この世界に足を踏み入れた当時、先生も、導きの書となる入門書もなかったことも事実です。 今でこそバイブルと仰ぐ『プログラマのためのSQL 第2版』も新入社員には敷居が高すぎました (2015年2月追記:その後、自分で第4版を訳出できたのだから、 人生は何があるか分からないものです)。 そこで、です。このサイトの目的は、データベースの世界に足を踏み

  • 素顔で翻る - 語る、また語る

    ない、ない、どこにもない。入れたはずの道具がない。これでは化粧ができない。 内定式からの懇親会を経てたどり着いた宿泊先で私は困っていた。化粧などしても大して変わらない風貌とはいえ、化粧もせずに外に出るなんて、若い自意識が許さない。次の日に、同じ場所で朝を取り、同じ電車で帰る予定の同期たちにどんな顔をして会えばいいのだろう。終電は行ってしまった。 束の間の思惑の末、出発時間を早めて朝べず、そそくさと一人で帰ってしまおうと思った。しかし、同期に断らずに帰って手間取らせてはいけない。かといって、同期の連絡先も知らない。わかっているのは、彼女が私の正面の部屋に泊まっているということだけだ。 急用ができたので先に帰ると伝えるのに、もう就寝しようとする手前、どうして彼女に素顔を見せることができようか。ふと思い立ち、部屋に備え付けてあった用紙に要件を書き、部屋の扉下数ミリの隙間から忍び込ませた。

    素顔で翻る - 語る、また語る
    neputa
    neputa 2024/02/29