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ブックマーク / www.saiusaruzzz.com (4)

  • 「スピノザ 人間の自由の哲学」 スピノザの人生、思想、哲学とは何なのかを分かりやすく教えてくれる。「入門書」の銘に偽りなし。 - うさるの厨二病な読書日記

    スピノザ 人間の自由の哲学 (講談社現代新書) 作者:吉田量彦 講談社 Amazon ちゃんと「入門」書だった。 スピノザについて、前から知りたいと思っていたので読んでみた。 哲学の入門書は「入門」と銘を打っていても、とても「入門」レベルではないことも多い。 自分が求める「その人物と思想の入門書」は ①最初に、その人の思想の全体像が提示されている。 ②その人がどうしてそういう思想に至ったかの、背景(生い立ちや経歴など)が紹介されている。 ③各著作はその思想の中でどこに位置しているか、各々の著作にどういうつながりがあるかが書かれている。 ④できれば、その人物の人柄が分かるようなエピソードが入っていると愛着が持てていい。 複雑な思想を理解するための全体マップが、まずは欲しい。 「スピノザ 人間の自由の哲学」は①から④までが頭に入った後に「各著作の入門編」に続く、自分が理想とする「入門書」だった

    「スピノザ 人間の自由の哲学」 スピノザの人生、思想、哲学とは何なのかを分かりやすく教えてくれる。「入門書」の銘に偽りなし。 - うさるの厨二病な読書日記
    neputa
    neputa 2022/08/06
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  • 【映画感想】「ミッドサマー」 「旧劇場版エヴァンゲリオン」とテーマが被っているが、結論が違うところが面白かった。 - うさるの厨二病な読書日記

    記事には「ミッドサマー」のネタバレが含まれます。未視聴のかたはご注意下さい。 ずっと観たいと思っていた「ミッドサマー」を観た。 ミッドサマー(字幕版) フローレンス・ピュー Amazon 観る前は「2時間30分か。長いな」と思っていたが、観始めたら面白くて目が離せなくなった。 残り30分のところで「もう残りが30分しかないのか」と思ったが、こういう感覚は久し振りだ。 この映画で一番良かった点は、世界観や語りたいことが終始一貫しているところだ。 観ていて「この場所(ホルガ村)でこの事象が起こったら、こうはならないのでは」と思う箇所がほぼなかった。 ホルガ村という場所の思想(設定)が細部まで行きわたることで、ストーリーが成り立っている。 この話の主人公はホルガ村なのだ。 人間はホルガ村という生命体の一部である細胞に過ぎず、生命体の内部での役割・機能しかない。 細胞なので死も生(性)も管理さ

    【映画感想】「ミッドサマー」 「旧劇場版エヴァンゲリオン」とテーマが被っているが、結論が違うところが面白かった。 - うさるの厨二病な読書日記
    neputa
    neputa 2021/10/05
    すごく納得感があり面白かった。当分は見直すことはないと思っていたけどもう一度見ようかな、ミッドサマー。
  • 「サリン事件死刑囚 中川智正との対話」 感想及びメモ - うさるの厨二病な読書日記

    書は、松及び地下鉄サリン事件の解明に大きく貢献した、生物兵器化学兵器の専門家アンソニー・トゥーが、中川智正との交流内容を明かしただ。 松サリン事件発生時、日にはサリンに関する知識がほぼなかった。 トゥー氏が書いたサリンについての論文を見つけた日の警察が「土中からサリンの分解物を検出する方法」を直接問い合わせてきた。これがトゥー氏がオウムの事件や中川智正に関わるきっかけになる。 トゥー氏は松サリン事件について日から問い合わせが来た時に、「サリンは人工の化合物で、畑で農薬が自然に変化することはない」「サリンは猛毒なので(略)家庭では無理だろう。おそらく河野さん(が犯人)ではないと思う」と、即座に答えたそうだ。 事が事なので慎重を期して「恐らく」と言っているが、文章のニュアンスで「まずありえない」と考えていることが伝わってくる。 後にオウム内でのサリン製造の様子が出てくるが、確か

    「サリン事件死刑囚 中川智正との対話」 感想及びメモ - うさるの厨二病な読書日記
  • 最後まで読み通せなかったので死ぬまでに再挑戦したい本。【文学編】 - うさるの厨二病な読書日記

    少し前に「私が読み通せなかった」まとめがあったので、それに勝手に参加してみる。ブックマークした、と思っていたがしていなかった、残念。 「自分はそれは読めましたよ(鼻タカ)」となったもあれば、「自分もそれは読めなかった…(同志よ)」となったもあった。 というわけで、読み通せなかったのでいつか再挑戦したいなと思っているを上げてみた。「自分には合わないな」と思って読むのをやめて、再挑戦する気持ちが余りないは対象外にしている。 「ドグラ・マグラ」 夢野久作 実はもう三回くらい挑戦して、一度も読み通せたことがない。 「あああ、お兄様お兄様、妾です、モヨコです…ああああ…」をもう何度読んだことか。三回めにしてようやく「胎児の夢」に辿りついた。全然、中身が頭に入っていない。 奇書の中の最後の一冊なので、どうしても読んでおきたい。 奇書だと「黒死館殺人事件」のほうが読みづらいという人がいるけれど

    最後まで読み通せなかったので死ぬまでに再挑戦したい本。【文学編】 - うさるの厨二病な読書日記
    neputa
    neputa 2018/06/07
    読みたい気持ちはあるけれど、どうしてもダメな作品あります。「心が柔らかいうちに出会えなかったのが運の尽き」と言い聞かせ、泣く泣くあきらめています。
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