まるで福知山踊りを踊っているみたい―。福知山市岩間の農業、吉良康廣さん(64)の畑で、2本の手が出て、福知山踊りの手振りをしているようなナスが取れた。 吉良さんは色々な野菜を作っており、自宅近くの畑で、全体が黄緑色のシロナスを3株栽培している。 このナスは、29日の朝、野菜を収穫していて見つけた。本体の長さは27センチほどあり、ヘタの下あたりから2本、細い手のようなナスが分岐、1本は上にカーブし、もう1本は下へ伸びたあと横へカーブし、全体を見ると、踊っているよう。ヘタも真ん中で分けたヘアスタイルのようで、愛敬たっぷり。 吉良さんは「この時期、ナスも福知山踊りを踊っているのかな」。「私も踊りナ(ま)ス」とでも言いたそう。 今年はなぜか、横から分岐するものが多いという。