上野賞:カドミウム汚染土壌復元、県事業に 30年の取り組み評価 /富山 毎日新聞 10月23日(日)14時55分配信 ◇農業農村工学会 社団法人・農業農村工学会(会長・河地利彦京大教授)が選定する「上野賞」に、県が30年以上にわたり取り組んだ神通川流域のカドミウム汚染土壌の復元事業が選ばれた。復元事業は、換地手続きなどを終えて今年度終了する。県は「再汚染を防止する工法や30年以上にわたる取り組みが評価された」としている。【岩嶋悟】 県は、1971(昭和46)年施行の「農用地の汚染土壌防止法」に基づいて調査を行い、神通川流域の1500ヘクタールを玄米中のカドミウム濃度が基準値の1ppm以上の恐れがある農用地土壌汚染対策地域として指定。農地として使用する約760ヘクタールを復元の対象とした。残りは宅地などに転用して、復元しない土地になっている。 県は79年から復元事業を開始し、89年、独
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