県内球児のレベルアップを目指す県高野連の強化招待試合が12日、富山市下飯野の市民球場アルペンスタジアムであった。招待校の智弁学園(奈良県)が秋季富山県大会の優勝校、富山商を7−2で破った。 今年の秋季地区大会でも県勢3チームは初戦で敗退するなど、低迷が続いていることから、県高野連の強化策の一環として実現。有数の強豪校、智弁学園と県秋季大会3強との練習試合が実現した。 智弁学園は春夏通算23回甲子園出場。今夏も8強に進出し、秋季近畿地区大会ではエース青山大紀投手を中心にした堅い守りと粘りで優勝した。この日は小坂将商監督ら25人が来県。青山投手はけがで登板せず、小野耀平投手が先発。二回に2点を先制されたが、四回に逆転すると継投で富山商打線を抑えた。 ◇午前に不二越工、午後は砺波工と−−智弁、きょうも対戦 智弁学園は、同球場で13日は午前9時から不二越工、正午から砺波工と対戦する予定。そ