東京都のIT関連企業パソナテック(森本宏一社長)は、顧客企業のコールセンター業務やブログ、ツイッターの監視業務などを行う「松山BPOセンター」を5月1日に松山市一番町に開設する。 松山BPOセンターは開設時に正社員、契約社員など若年層を中心に約70人を雇用し、平成27年度末には約300人の雇用を目指すほか、100人の在宅ワーカーと個人契約する予定。顧客企業の間接支援として、問い合わせなどのコールセンター業務、ブログやツイッターの書き込み監視などを行うコミュニティ監視事業、パソコンやスマートフォンなどの操作説明やトラブル対応などを行う。初年度の売り上げ目標は3億円を見込んでいる。 雇用促進を目的に、愛媛県は同センターに対し5年間で1億5千万、松山市は3年間で1億5千万円を助成する。25日に県庁で行われた立地協定書調印式で森本社長は「雇用インフラを創出し、地域とともに成長したい」と話した。