生活協同組合コープえひめ(松山市)は16日、共済事業部の男性職員(42)が旅行先で車上荒らしに遭い、組合員2万5626人分の氏名や電話番号を記録したUSBメモリ1本を紛失したと発表した。松本等専務理事らは同日、愛媛県庁で会見を開き「信頼回復に努めたい」と謝罪した。 コープえひめによると、男性職員は今月13日夜、旅行先の大阪市内のコインパーキングで、USBメモリなどが入ったビジネスバッグを自家用車の後部座席に置き駐車。14日午前に車に戻ったところ、窓ガラスを割られ、ビジネスバッグが盗まれていることに気付いたという。内規では個人情報の持ち出しは禁止されていたが、男性職員は「何度か持ち出したことがある」と話しているという。 16日時点で個人情報が悪用された形跡はないという。 【関連記事】 熊野古道、跡形もなく…「想像以上」 長女が硫化水素自殺 両親巻き添え 橋下派もキレた条例案「私や