JR四国は踏切事故防止を目的に、踏切内の路面にれんが色の塗装を施す工事を進めている。目立つ塗装で、事故防止に役立たせることが目的。これまで事故の多かった13カ所を今年度中にカラー化させる予定。同社は来年度以降も整備を続ける方針で、「ドライバーも一時停止などの交通法規を守ってほしい」と話している。 ドライバーが踏切と気付かずに進入し、遮断機が下りてしまうケースもあることから、目立つカラー塗装にすることを決めた。当初は黄色のしま模様にする予定だったが、道路標示と混同しかねないとの理由から、目につきやすい、れんが色に落ち着いた。 既に、予讃線岩木第3踏切(西予市)や土讃線中土居踏切(香川県善通寺市)などで工事が完成している。【浜名晋一】 12月14日朝刊 【関連記事】 鉄道事故:東武東上線78本、踏切事故で運休−−埼玉の坂戸−北坂戸間 伊方原発:劇物50リットルが漏えい 外部への流出