紙の産地・四国中央市で、毎年恒例の「新春紙初市」が7日、市内のホテルであった。株式会社紙業会館が主催し、市内を中心とした48社が参加。商談成立のたびに威勢の良い手締めの音が響いた。 初市では、市内の製造会社や流通業者などの売り方と、買い方が紙おむつやティッシュペーパーなどの製品を並べたテーブルを囲み、そろばんを手に商談。成立するたび、「よぉーっと」と大きな掛け声とともに手締めで祝った。 この日の売上総額は60億4500万円(前年比395万円増)で2年連続で増加した。印刷・情報誌などの用途は輸入紙が増え、国内出荷は4・9%減ったが、段ボール原紙は7%増となった。【前田和美】 1月8日朝刊 【関連記事】 出張授業:「葉っぱの味おいしい」 飯岡小児童、七草がゆに笑顔−−西条 /愛媛 献血:済美高出身でカープの福井投手「一日所長」−−松山 /愛媛 東日本大震災:干し柿楽しんで 丹原も