豊前市の京築神楽伝統文化会館で6日、「神楽と食の祭典2011」があった。神楽会場には約600人が訪れ、子ども神楽を含め八つの神楽講・保存会による「御先(みさき)」「御福(みふく)」「綱駈仙(つなみさき)」などに見入っていた。会館の外には地域の特産品を販売するテントが並び、多くの人でにぎわった。 県と2市5町でつくる「京築連帯アメニティ都市圏推進会議」などの主催。推進会議を代表して小川洋知事が「京築地区には神楽講・保存会が32もあり、伝統文化の宝庫。海、山の幸にも恵まれ、ブランド生産の宝庫でもある。こうした財産を生かし、豊かで力のある都市圏を作っていく」とあいさつした。 その後、上川豊秋・成恒神楽保存会長が、同館で9月25日にあった「東日本復興応援チャリティ神楽」の際に集まった義援金(36万5300円)の目録を小川知事に手渡した。 公演に先立ち知事は、釜井健介豊前市長から、同会館が旧県