福島県の県立病院(6カ所)で採用されている医薬品の中で、価格が安い後発(ジェネリック)医薬品の占める割合が今年10月時点で12.9%にとどまることが、県のまとめで分かった。福島県立医大病院では8.5%とさらに低い。県薬務課は「薬によっては後発医薬品の有効性に懐疑的な医師も少なくないようだ」と分析。年度内にも県のホームページに後発医薬品を紹介するコーナーを設けるなど、普及に力を入れる。 厚生労働省の2009年度調査では、福島県内の後発医薬品の使用割合は18.8%と、全国平均(19.0%)とほぼ同じだった。各地域で中心的な役割を果たしている県立病院や高度医療を担う医大病院で、他の医療機関に比べて普及が進んでいない実態が浮かんだ。 福島県は医療費の抑制を図るため、国の数値目標と同様に、12年度までに後発医薬品の使用割合を30%に引き上げることを目指している。 県薬務課は、県全体で使用率が伸
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