福島第1原発事故によって、学校施設が使用できなくなった福島県双葉郡と南相馬市の3高校の野球部が「相双連合チーム」を結成し、夏の全国高校野球選手権大会の福島大会(7月13日開幕)への出場を県高野連に申請した。申請は近く認められる見通し。各地に避難している部員は29日に初練習し、連合チームとして県大会に臨む。 相双連合チームを構成するのは、双葉翔陽高(大熊町)の14人を中心に、富岡高(富岡町)1人、相馬農高(南相馬市)3人の計18人。 3校はいずれも原発から30キロ圏内。警戒区域や緊急時避難準備区域に指定され、校舎や校庭が使用できなくなっている。 生徒の多くも避難を余儀なくされ、転校したり別の学校の施設を借りる「サテライト方式」で授業を受けたりしている。野球部員も減少し、連合チームの結成につながった。 県高野連は先月、被災した野球部員らの救済策として(1)転入先での選手登録を認める(2
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