町の一部が計画的避難区域に指定されている福島県川俣町で14日、盆踊り行事「からりこフェスタ」が開かれた。近隣市町村から来る人も多く、例年以上の約1万5000人でにぎわった。 主会場の中心商店街では、浴衣姿の参加者たちが約3時間、テンポのいい音頭の調子に合わせて踊った。外遊びを控えがちな町内の幼稚園児たち約100人も参加し、やぐらを囲んで元気よく体を動かした。 地元団体の一員として大太鼓を演奏して盛り上げた富田小5年の渡辺智也君(10)は「皆に明るい気持ちになってもらいたくて、思い切りたたいた」と話していた。