福島大災害復興研究所(所長・清水修二副学長)は8日、福島県双葉郡8町村の住民を対象に住居などについて調査した結果、以前の居住地に「戻らない」との回答が、34歳以下で52.3%に上ったことを明らかにした。特に若い世代で放射能汚染への不安が強いことがあらためて示された。 浪江、双葉、大熊、富岡、楢葉、広野町、葛尾、川内村の全世帯主計2万8184人に調査票を郵送、9月末までに47.8%、1万3463人から回答を得た。 避難前の居住地に戻るかどうかについては「ほかの町民の帰還後に戻る」が27.8%で、「戻らない」26.9%、「除染実施後に戻る」22.7%と続いた。「安全宣言後すぐに戻る」は4.9%しかなかった。 「戻らない」との回答は34歳以下のほかは、35〜49歳が36.5%、50〜64歳が25.8%で、年代が上がるにつれて帰還への意欲が強かった。戻らない理由では「除染が困難」が83.1%
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