印税ゼロで出版されたことでも話題となっている、岡田斗司夫氏の新刊『評価経済社会』(ダイヤモンド社)。ツイッターをはじめソーシャルメディアとも相性がいいという「評価経済社会」とは、いったいどんな社会なのか。そして、そんな世界の変わり目に生きる私たちは、どうふるまっていけばいいのか。また、未曽有の大震災をへて、日本はどこへ向かうのか。ゲストに氏、ファシリテーターに慶應義塾大学の中村伊知哉教授を迎えて、徹底的に語ってもらった。 ――さて、FREEexは、アナログの時代にもすでにあったという話でしたが、これからコンテンツはどんどんフリーになっていくんですか? 堀江 フリー&マッシュアップですね。最近、いっしょにロケットをつくっているメディア・アーティストの八谷和彦さんが、「おなかがいたくなった原発くん」というのを書き始めたんです。そしたら、それがいつの間にか絵本になって、フラッシュアニメで動いてた