10月4日、アップルやサムスンによるスマートフォンやタブレット端末の競争が激化するのに伴い、各社がマーケティングに投じる費用も急増している。写真はサムスンの新型ギャラクシーノートを手にするモデル。ソウルで9月撮影(2012年 ロイター/Lee Jae Won) [ニューヨーク/サンフランシスコ 4日 ロイター] 「広告費というのは、平凡な製品を作ったときに必要になるものだ」───。アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>のジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は、株主総会でこんな冗談を言ったことがある。 あれから3年。アマゾンは現在、タブレット端末や電子書籍端末といったモバイル端末事業を積極的に進めているが、市場調査会社カンターによると、今年1─6月期のテレビ広告費は3400万ドル(約26億7000万円)に上り、その額はさらに増える見通しだ。 マーケティングに多額の資金が投じられる消費者