ビール4社の前12月期、営業益で明暗 増益はキリンとアサヒ、他2社は減益 産経新聞 2月14日(木)19時31分配信 国内ビール大手4社の2012年12月期連結決算が14日出そろった。全社が増収としたが、営業利益では増益としたキリンホールディングス(HD)、アサヒグループHDと、減益だったサントリーHD、サッポロHDとに明暗が分かれた。さらに最終利益ではサントリーだけが減益となったが、最終利益額では3社が数百億円台としたのに対しサッポロは53億円にとどまり、格差が広がった。 収益構造の縮小が続く主力の国内酒類事業では、第3のビールなどに力を入れるアサヒとサントリーが業績を拡大したが、キリンは売上げを落とし、サッポロも苦戦した。部門営業利益はキリンが10・2%減、サッポロは19・2%減と大幅な減益だった。しかしキリンは特定保健用食品の「メッツコーラ」など他の製品でカバーし、全体では4社中ト