クレーンゲームマスターズ選手権で、ゲームに臨む参加者。真剣な表情でクレーンの動きを見つめる=京都市右京区(佐々木詩撮影)(写真:産経新聞) かつて若者のたまり場だったゲームセンター。しかしここ数年、少子化やソーシャルゲームの台頭などで、苦戦を強いられている中、施設やメーカー側が熱視線を送っているのが、経済的にも時間的にも余裕のあるシニア層だ。シニア初心者向けの体験教室を開催したり、シニア向けに「コーヒー無料サービス」「限定スタンプカード発行」など、あの手この手のサービスでシニア層の取り込みをはかっている。(佐々木詩) [なぜ今?]生産が追いつかない! ライカ、団塊の世代に超人気の理由 ■初心者ツアーからマスターズまで 「おじいちゃん、がんばれ!」。4月上旬、土曜日の昼下がり。ゲームソフトメーカー「カプコン」(大阪市中央区)のゲームセンター「プラサカプコン京都店」(京都市右京区)に子供た